牛タン
牛タンがすくっと立ったのであります。床運動で、前方伸身宙返り3回ひねりに成功した白井健三選手ではないかと思うぐらい、美しかった。もちろん白井選手のようにはひねらなかったけど。
数ミリに切った、薄っぺらな牛タンでは絶対にできない離れ業。牛タンは寝そべってばかりではない。立つものなのだ。初めて見ました。
焼き加減は客のお好み次第。表面をカリッと焼いてもくれるし、やや薄い焼き加減もオーダーできる。
「牛タンは肉汁がないと思われていますが、肉汁を閉じ込めるように焼く」のだそうだ。
見ていると、牛タンが心なしかふっくらとしてきた。肉汁が膨張し、膨らんできたのだろうか。これをスタッフがハサミで切り分けてくれます。ジューシーで、ぺにゃんぺにゃんではない、噛みごたえがある牛タンを初めて食べました。
誰がどう見てもステーキな部位が登場
続いてハラミ。
ハラミ
両面を焼いたら、ハサミでカット。切り口を軽く焼き、取り皿に取り分けてくれる。これを特製たれで賞味する。大根おろし、ネギ、ゴマが入った、やや甘口のたれです。
ハラミ
これをステーキと呼ばずしてなんと呼ぶのか。しっかりとした歯ごたえ。心地よい噛み心地。
最後は真打ち登場。ヒレであります。
ヒレ
これこそはまさにステーキ。誰がどう見てもステーキ。
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