「シソ餃子」(5個430円)
餃子嫌いはまずいないだろう。これほど広く愛されている肉料理はないといっても過言ではない。もはや国民食である。
その餃子にもいろいろな種類がある。ときに「野菜しかはいっていないんじゃないの?」と思いたくなる餃子と遭遇することもある。
でも、今回は太鼓判を押させていただく。うまい肉を愛する読者に、すすめたい餃子を食べてきた。
「これほど肉肉しい餃子があっただろうか」というぐらい肉がつまった餃子と出会った。中野餃子「やまよし」である。
この肉肉しさ、すごい! まずは「にく」と「シソ」を実食
まずは「にく餃子」(5個430円)をご覧あれ。
肉は超粗挽きの豚肉。
「にく餃子」(5個430円)
「肉を味わってもらおうと思い、この餃子を考えました」と、ご主人の矢部淳さんは説明する。
あまりにも肉肉しいしいので、やや大ぶりに切ったレンコンを使うことで食感を演出。その他、香味野菜のネギとショウガを配合。
「にく餃子」(5個430円)
プリプリした肉の食感。ときにシャキシャキとしたレンコン。肉とレンコンのハーモニーに酔いしれる。THE肉餃子と呼ぶべき餃子であった。
醤油もラー油もなにもいらない。まずはそのままかじるに限る。
つぎに頼んだのは、「シソ餃子」(5個430円)。「にく餃子」とは、まったく異なる味わいと食感であった。
「シソ餃子」(5個430円)
鶏もも肉と胸肉の粗挽き。そのほか、シソ、タマネギ、生姜も使っている。鶏肉特有の、つるんとした、なめらかな食感とさっぱり味が口の中に広がっていく。
「シソ餃子」(5個430円)
「『にく餃子』が肉肉しいので、さっぱり味の餃子を作りました」
あちこちで餃子を食べてきたが、鶏肉の餃子ははじめて。「にく餃子」にはじまり、2品目は「シソ餃子」がいいかも。
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