もうすぐ3月というのに、まだまだ寒い日が続く日本列島。そんな寒い日に身も心も温めてくれるものが「お鍋」。水炊き、もつ鍋、ちゃんこなどの定番から、最近ではカレー鍋やトマト鍋なども人気となっています。しかし、今回みなさんにオススメしたいのは「湯豆腐」。豆腐の香りと食感をゆっくり堪能することができ、熱々の豆腐は体を芯から温めてくれます。
お鍋と言えばみんなでワイワイ楽しく食べるイメージがありますが、「湯豆腐」だけは静かに豆腐と向き合うように食するのがとても似合う料理です。作り方も簡単で、鍋にはった水の中に昆布と豆腐を入れて火を点けるだけ。とてもシンプルで簡単な料理だけに使用する道具や食材にはこだわりたいところ。
そこで、今回は湯豆腐をする際に使ってみたい「こだわり道具&食材」を5つ集めてみました。寒い日にこだわりの道具と食材で静かに湯豆腐を味わう、これも日本人ならではの粋な過ごし方なのではないでしょうか。
土鍋
料理は目で楽しむものとよく言われます。そうなるとやっぱり欲しくなるのは土鍋。土鍋と言ってもそれこそピンからキリまでありますが、湯豆腐にもっとも合う土鍋としてオススメしたいのは「黒い土鍋」。お湯の中でクツクツと小躍りする真っ白な豆腐とのコントラストは、見ているだけでも楽しいものです。
こちらの土鍋は伊賀の里で職人がひとつひとつろくろを回し、手作りで仕上げられた土鍋。艶やかで肉付きのいいこの土鍋、鍋物だけでなく炒める、煮る、蒸す、焼くなどフライパンのように使うこともできるとか。土楽のサイトから購入することができるこちらの『口付黒鍋』は6300円~12600円での販売となっております。
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