なにも事情を知らない友人から「結婚しないの?」と言われる

大人になればなるほど、それぞれの事情はベールに包まれます。学生時代はつらいことも楽しいことも共有できましたが、それぞれ選んだ道のりがあまりにも違いすぎると、その先の新たなグループ、新たに出会った人たちとのお付き合いがはじまります。

たとえば仕事でどうしても叶えたい夢がある。その夢の規模が大きいから結婚はせずに仕事に集中する、と自分の中で覚悟を決めていたとします。

自分の気持ちをわざわざ公開する必要はありませんから、既婚女子の中にはそうとは知らず定期的に「結婚しないの?」「早くしなきゃ」と繰り返し言ってくる人もいます。

そもそも結婚しなければいけないなんてルールはありません。自分の価値観を友人に押し付けるのは非常に危険です。

ましてや頻繁に連絡をとっていなくて、相手の事情がわからない、あえて結婚しないのか、たまたま今の状況になっているのかわからないなら余計に言葉は慎重に選ばないと、たった一言で距離を置かれる可能性があります。

独身であろうと、結婚をしていようと、自分らしく生きることが一番です。

そして自分の価値観は決して周りとはイコールにはならないし、押し付け合っても仕方がないと思うことで、ライフスタイルのかたちにとらわれることなく、みんなと楽しく交流できるはず。

くれぐれも無意識のうちに相手を傷つけないように、お互いに気をつけたいものですね。