その4:作品世界に入り込んで記念撮影も!

「言の葉の庭」場面カット © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

会場内の展示は全て撮影禁止ですが、一箇所だけ撮影出来るポイントがあります。それはクロージングムービーを見終えた後のグッズコーナーとの間。

『君の名は。』で、瀧が奥寺先輩とデートで訪れるのも、現在展示が行われている国立新美術館ですが、その際の一場面を模したセットができあがっていました。

“聖地”ならではのうれしい演出!登場人物になったつもりでぜひ記念撮影をしてください。

また、「『言の葉の庭』の世界に入ろう!と」いうことで、タカオとユキノが出会う公園の東屋を背景に写真撮影ができるコーナーも。AR技術が使われており、まさに映像の中に入り込んだような写真が撮れますので試してみてください。

「雲のむこう、約束の場所」田澤潮によるレイアウト修正 © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

ほかにも、『雲のむこう、約束の場所』に登場する飛行機・ヴェラシーラや、タカオの作った靴など、劇中に登場する造形物のレプリカがあったり、印象的なセリフの抜粋が場内のいたるところに書かれていたりと、新海ワールドの中にどっぷり浸れる仕掛けがいろいろ。

じっくり見て回ると2時間はかかるほどの大ボリュームです。

11月25日、12月2日、9日、10日には『言の葉の庭』など5作品の特別上映も行なわれるので、この機会にもう一度過去作を見直してみるのもいいかもしれませんね。(※特別上映会セット券は一部完売しています)

実は国立の美術館で、現役アニメーション映画監督の展覧会が行われるのは新海監督が初めてのこと。しかし、この展示を見ればそんな快挙も納得の素晴らしい作家性と魅力を感じることができます。

現在は新作を鋭意制作中とか。次のステージではどんな感動を与えてくれるのか、そんなことにも思いを馳せながら訪れてみてください。

わたなべ・あきこ 編集者/フリーライター/利き酒師。得意ジャンルは映画、アニメ、漫画、ゲーム、音楽、旅、ペットなど。「ぴあMovie Special」、「chouchouALiis」「FINEBOYS」「マイナビウーマン」「Realsound」などで書いてます。