3. 尊敬する、あるいは「好ましい性格」
学生時代から好きになるとすぐに付き合ってしまう友梨佳さん(仮名・29歳)はワインメーカーの営業レディ。
モテるタイプの友梨佳さんですが、学生時代からトラブルの連続でした。
「学生時代に同棲していた同じ年の男性と別れると、ネットで書き込みをされました。この時はうちの親が相手の親に連絡して、書き込みを消してもらったんです」
同じ年や年下の男性は面倒くさいと思い、年上がいいと意識すると、すぐに15歳以上の男性と付き合いますが、元妻がSNSで友梨佳さんに「いいね!」をしたため、怖くなって別れたそうです。
「そのほかにちょこちょこ、恋愛を巡るトラブルがあって、ため息をついていたら、仕事先の年上女性から『あなたが長続きするタイプは、あなたが尊敬する男性よ』とアドバイスされたんです。目からうろこでした」
そこで「尊敬する男性を見つける」ために婚活をスタートしましたが、ほとんどがだめんず。ため息の連続でした。
婚活を諦めかけたときに、クライアントの4歳年上の男性から「君の仕事ぶりを尊敬するよ」と褒められたそうです。
「尊敬していた男性が身近にいました! しかも私を褒めてくれたんです。褒めたということは私を認めてくれたってことですね」
恋のような気持ちがやがて本物の恋に。しかし、クライアントだからと遠慮していた友梨佳さんでしたが、クリスマスが近づいた時に、男性から「仕事で世話になったから」と食事の誘いがあったそうです。
それがきっかけで自然に付き合うようになり、今ではお互いに結婚を意識するように。結婚も近いそうです。
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結婚がうまくいく相手、幸せが長く続く相手は、好みのタイプの人とは限りません。
今回紹介した、3つのタイプの男性が身の回りにいませんか? 意外に、運命の男性が身近にいるかもしれませんね。
これまでよりも少しだけ視野を広く持って、恋や出会いに臨んでみましょう。