得意分野と不得意分野はどう対策すればいい?

歌崎「勉強の基本は『できないものをできるように変える』という意味では、得意分野も不得意分野も大きな差はありません。

ですが、できない量が多いのが不得意分野ですから、不得意分野に集中的に取り組むべきであることは間違いありません。そのほうが、成績の伸び率も大きくなります。

ただ、不得意分野ばかりを続けて苦しくなったら、得意分野に取り組み、『できる』という快感がモチベーションを上げることに役立ちます。そのように気分転換に使うのがよいかもしれません。

不得意と感じる分野は前提知識が不足している証拠でもあるので、それを少しずつ埋めていきましょう。

この『少しずつ』というのがポイントです。むずかしい問題も簡単な問題の複合です。

ですから『簡単だけど覚えられていないこと』を一つずつ覚えて、できるようにしていけば、必ずむずかしい問題も解けるようになっていきます。

まずは前提知識を蓄積していくことに重点を置きましょう」