和風スパゲッティの代表的メニュー「たらこスパゲッティ」「明太子スパゲッティ」。
このメニューだけに特化した専門店も人気を博すなど、日本人にとってもはや定番のスパゲッティメニューと言って良さそうです。
コンビニ各社でも、オリジナルの「たらこスパゲッティ」「明太子スパゲッティ」を展開しており、それぞれ強い個性を打ち出しているようです。
今回はセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ4社のこれらのメニューを試食し、徹底比較していきます。
各社ごとにどんな個性があるか、是非ご参考にしていただければ幸いです。
セブン-イレブン「たらこといかの和風パスタ」(税別460円)
強いパンチと病みつき感十分の一品
まずはセブン-イレブンの「たらこといかの和風パスタ」からいきましょう。
たっぷりのたらこが食欲をそそるビジュアルである一方、商品名にもある通り随所にいかの姿も見え、双方の食感を楽しめそうで気分が高揚します。
実際にいただいてみると、バターのコクとたらこの風合いが見事にマッチしており、それを大葉がキリッとシメている印象です。
また、いかの食感との親和性もバツグンで、全体的には塩分と合わせてパンチある味に仕上がっています。
もちろん、パスタ自体はアルデンテでコシがあり、病みつきになるような一品だと思いました。
ファミリーマート「もちもち平打ち生パスタ たらこクリーム」(税別426円)
フェットチーネがまろやかなパスタソースをしっかり持ち上げる!
実際に口にしてみると、まずもちもちの平打ち生パスタの豊かな小麦感を感じることができ、それに負けないパスタソースの味わいが広がるような印象を受けました。
全体的には実にまろやかで、セブン-イレブンの「たらこといかの和風パスタ」とは一線を画す商品だと思いました。
続いて、ファミリマートの「もちもち平打ち生パスタ たらこクリーム」をいただきます。
セブン-イレブンの「たらこといかの和風パスタ」と同額でありながら、こちらは平打ち生パスタを採用した本格派。
具材にはたらこ、バター、牛乳、パルメザンソースが使われており、やはり和風スパゲッティでありながら、どことなくイタリアンのテイストを強めているような印象を受けました。