世界遺産の「熊野古道」があることで知られる和歌山県田辺市の近露に、ヴィラ型コンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」が2022年4月28日にオープンしました。
古くから熊野詣で賑わった宿場町と知られる町に、コンテナで造られためずらしいホテルが話題になっています。
「熊野古道」歩きでの宿泊としてはもちろん、日常から離れて、大自然の中で「リトリート体験」を楽しむのにもピッタリなお宿を徹底レポートします!
熊野古道の宿場町「近露」に誕生!『SEN.RETREAT CHIKATSUYU』
東京から飛行機とタクシーを使い、約2時間で「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」に到着。
国道311号沿いにあり、車で走行中にすぐ見つけられるほどわかりやすい場所にありました。
モノトーンカラーで統一されたコンテナは、1つ1つが客室になっています。
部屋は6人用(犬同宿可能)Room1 en(縁)、 Room2 ran(欒)、4人用 Room3 yu(優)、Room4 nei(寧)、Room5 akari(灯)、2人様用 Room6 omoi(想)、Room7 cocoro(心)と、全7棟のコンテナが並んでいます。
“歩いて、遊んで、夢中で休んで”をコンセプトとした同施設は、密を避けて利用できるように作られており、プライベートガーデンや焚火を囲めるテラス、自由に使えるピザ窯など、各々思いのままに過ごせるような施設になっています。
同施設は無人運営の為、管理棟のタブレットを使ってチェックインします。
チェックインが完了したら、さっそくお部屋へ。今回ご紹介するのは4人用のお部屋「Room4 nei(寧)」です。
自然の中で日常のストレスをリセットする「リトリート体験」
テラスや玄関は、敷地の中心と反対側を向いているため、プライベートが守られている感じがして落ち着きます。
プライベートガーデンも広々!ウッドデッキも広めで、ハンモックまで設置されています。
部屋に入るとまず驚いたのが、コンテナ感を1ミリも感じさせない完璧な内装。
来るまではコンテナを使用したグランピングのような施設と考えていたのですが、照明や家具などもホテルのように手がかけられていることに驚きます。
キッチンには冷蔵庫をはじめ、トースター/電子レンジ/電子ケトル/ホットサンドメーカー/溶岩プレート/チーズフォンデュ機器/アヒージョスキレット/コーヒーメーカー/IH調理機/炊飯器/各種食器が揃っています。
冷蔵庫の中に、あらかじめ食事のセットが入っています。また、同施設はオールインクルーシブなので、ドリンクは全て無料。お持ち帰りしてもOKです。