グリオット・ショコラ
フォトジェニックな佇まいが目を引く、「グリオット・ショコラ」(税込486円)は、チョコレートコーティングの中に、ムースとグリオットチェリーの果肉入りソースを閉じ込めたスイーツ。
ところどころ金箔があしらわれ、高級感も漂います。
半分にカットしてみると、その全貌が明らかに。
黄色みを帯びたムースの中央付近に、チェリーソースがぎっしりと詰まっています。
ムースには、黄色いすもものブランデーを合わせて、大人な味わいに。
洋酒の風味がしっかりと効きつつ、卵のようなコクも感じられます。
外側のナッツ入りチョコレートと食べれば、いっそう濃厚な味わいが楽しめます。
グリオットは、甘みが少なく酸みが強いことから、主に加工用に使用される品種のさくらんぼです。
そんなグリオットを主役にしたソースは、酸みが控えめで、ムースやチョコレートと一緒に食べても、主張しすぎることのないバランス感が絶妙。
果肉の歯ごたえも、よい食感のアクセントになっていました。
さくらんぼと桃のパンナコッタ
ピンク色の見た目が可愛らしい、「さくらんぼと桃のパンナコッタ」(税込486円)は、ジュレとパンナコッタを合わせたカップデザート。
八ヶ岳にある契約牧場の、しぼりたて牛乳を使って作られたパンナコッタの上に、さくらんぼを原料とした、お酒のキルシュを使用したジュレと、桃のジュレを重ねています。
リキュールと桃、それぞれの風味を活かしたジュレは、さっぱりとした味わい。
ジュレの中に入ったさくらんぼは、種が取り除かれているので、つるつるとしたゼリーと一緒に食べても安心です。
パンナコッタも、レモン風味でさわやかに仕上げられていて、ジュレとの相性抜群。
ほのかに感じるミルクのコクが、味に深みをプラスします。