【ローソン】「ごろごろチョコチップスコーン 1個」174円(税別)

ローソンのヒットスイーツ、生ガトーショコラを手がけるメーカーが作った渾身のスコーン

ローソンの「ごろごろチョコチップスコーン 1個」174円(税別)

最後に、ローソンの「ごろごろチョコチップスコーン 1個」を食べてみたいと思います。

セブン-イレブン、ファミリーマートが複数をセットにしたスコーンだったのに対し、こちらの商品は三角型の、手の平より少しはみ出るほど大きめのスコーン1個になります。

まずはスペックから見てみましょう。

<1包装あたり>

エネルギー:321kacl

たんぱく質:4.9g

脂質:16.1g

炭水化物:39.9g

糖質:38.3g

食物繊維:1.6g

食塩相当量:0.39g

スコーンを割ったところ

カロリーは、3社の中で最も高めですので、「スコーンでお腹を満たしたい」というときにチョイスすべき商品のように思いました。

袋を開封すると、濃厚なバターの香りが漂い、いかにもコクがありそうな印象を抱きましたが、実際にかじってみると、意外とサッパリしています。

それでいて、生地の風合いはパサついておらず、どことなくシットリとしており、これはこれで美味しいです。

もちろん、この生地と甘いチョコチップの融合も美味しく、優しい甘さが口の中に広がっていきました。

製造しているのは、OEMで洋菓子の生産を行うコスモフーズです。

ローソンのヒット商品、生ガトーショコラなども同社によるもので、このスコーンもまたヒットを目指して作られたものだと推測します。

【まとめ】セブン、ファミマのスコーンは方向性が似ている一方、ローソンは独自路線!

小腹を満たすならセブン、ファミマ。ガッツリ食べたい場合はローソンが良し!

ニーズによってチョイスすべきスコーンが変わります

ここまでのご紹介の通り、セブン-イレブン、ファミリーマートのスコーンは「小腹を満たすときに最適」という方向性が似ている一方、ローソンは独自路線を行き、ガッツリとした満腹感を楽しめるよう開発されているように思いました。

いずれにしても、各社ごとの知見や思いが存分に反映されたスコーンばかりで、方向性は異なったとしても、美味しいものばかりだったことも付け加えておきます。

 

ここまで読んでくださったあなたは、どのスコーンが気になりましたか?

是非あなたならではのチョイスで美味しいスコーンをゲットしてくださいね。

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。