アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画やジャンル映画(ホラーやSF、アクション映画など固定ファンのいる映画)の紹介をしている杉山すぴ豊と申します。
さて洋画エンタテインメントの1ジャンルとしてすっかり定着した感のあるアメコミ・ヒーロー映画!
今年も話題作・注目作が沢山公開されます!アメコミ・ヒーロー映画を中心にギーク(オタク)が燃えること必至の注目作を2018年にちなみ18作ご紹介しましょう。
なおすでに公開中の『キングスマン:ゴールデンサークル』や全米公開が18年暮れで日本公開が19年になりそうな『アクアマン』とか『X-MEN:ダーク・フェニックス』はここではいれていません。ご了承くださいませ。
『ブラックパンサー』3月1日(木)公開
アフリカの神秘の国の若き国王が黒豹を模した特殊スーツを装着し活躍するスーパーヒーロー・アクション!
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作です。
アスリートの技をみるようなしなやかでクールなアクション、SFとファンタジーがまじったようなジャングルでのアドベンチャーと見どころいっぱいの期待作ですが、MCU初の黒人ヒーローが主役の作品であり『ワンダーウーマン』が女性映画×ヒーロー映画の先駆けとなり注目されたように、ダイバーシティ(多様性)を感じさせる作品になるかもしれません。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』4月27日(金)公開
2008年の「アイアンマン」から始まるMCU10周年の超大作であり、MCUに登場したマーベル・ヒーローたちのほとんどが登場すると言われているスーパーイベント映画です!
現時点でMCU最大のスーパーヴィランであるサノスと、アベンジャーズ、ガーディアンズ オブ ギャラクシー、スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサーが立ち向かいます。
この映画の主役はどのヒーローか?いいえ、主役はサノスです。
宇宙のパワーストーン、インフィニティ・ストーンを求め進撃するサノスをヒーローたちがどうくいとめるか、というお話になるからです。そういう意味でMCU初のヴィラン(悪役)にフォーカスした作品になりそうです。
『アントマン&ザ・ワスプ(原題)』7月6日全米公開
Suit up for Marvel Studios' #AntManAndTheWasp, in theaters July 6!pic.twitter.com/kj4hxOBX4M
— Marvel Entertainment (@Marvel) 2018年1月17日
MCU初の(連名とはいえ)女性ヒーローの名がタイトルについた作品です。
アントマンが蟻男なら、ワスプは蜂女。蜂を模した特殊スーツを着たアントマンの恋人ホープが活躍します。
蜂ですから羽があり、飛行能力がある。ヒーロー版ティン・カーベルみたなキャラです。
ちなみに『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』でも見せたようにアントマンは巨大化することも出来ますが、巨大化したときはジャイアントマンと呼ばれるのです。
『ザ・メグ(原題)』9月公開
かわいい名前にだまされてはいけません!(笑)メグはメガロドンの略称。
太古の巨大鮫メガロドンの生き残りが人々を襲う海洋パニック・モンスター映画です。鮫というのは実在する危険生物の中で、最もホラー映画に使わているのでは?
『ジョーズ』を筆頭に(頂点に)様々な鮫系映画が作られていますが、今回は恐竜時代の鮫ということでより怪獣感がアップですね。こういう映画はIMAXで楽しみたいですね。
『ザ・プレデター(原題)』
ハリウッドを代表するエイリアン・スターが帰ってきます。
僕にとって『エイリアン』シリーズや『物体X』はSFホラーですが、この『プレデター』シリーズはSFアクション。日本の特撮ものに出てきそうな”星人”っぽさも気にいっています。(もともと日本の戦隊ものの悪役キャラにインスパイヤされて生まれたという説もありますから)。
武闘派エイリアンのプレデターがアメリカ郊外にある退役軍人たちが住む町に現れ戦いを繰り広げる、というお話らしい。
監督のシェーン・ブラックは『アイアンマン3』の監督で期待できそうですが、なんと彼は1作目の『プレデター』で、最初にプレデターに殺される特殊部隊の隊員役をやっています。自分を殺した相手の映画を作るなんて(笑)