休眠預金以外にもある!銀行口座を放置するデメリット

使用していない銀行口座を長く放置しておくと、休眠預金になってしまう以外にもデメリットがあります。

「未利用口座管理手数料」がかかる場合がある

一定期間以上、入出金等の取引がない口座に対し、口座維持コスト削減を目的に「未利用口座管理手数料」を徴収する銀行が増えています。

2022年7月現在、参考に以下の銀行で未利用口座管理手数料を徴収しています。対象になる条件は各銀行により異なります。※すべて税込み金額

・三菱UFJ銀行:年間1,320円
・三井住友銀行:年間1,100円
・JAバンク:年間1,320円
・筑波銀行:年間550円

その他、都市・地方銀行なども含め年間の未利用口座管理手数料は1,320円を徴収する銀行が多くみられます。

また、手数料がかかり始める期間も休眠預金になる10年より早い、2年を経過してからかかり始める銀行がほとんどなので、2年以上使用しなさそうな銀行口座はいったん解約すると良いでしょう。

口座が犯罪に不正利用される可能性あり

未利用口座は特殊詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)など犯罪の温床になる可能性があります。

知らぬ間に自分の口座が悪用されないために、定期的に口座の中身をチェックするか、使用しない場合は整理をしましょう。