今年の秋は「さんま」が不漁のようで、さらに燃料高やロシア・ウクライナ情勢なども合わさり、庶民にはなかなか手が出ない価格で出回っているようです。
それでも秋にはやっぱり食べたい「さんま」ですが、コンビニ各社では蒲焼にした缶詰が売られており、いずれも200円前後と買いやすい価格帯です。
もちろん、缶詰ですから、賞味期限が長いことも魅力で、個食を望むコンビニユーザーにはドンピシャの商品と言って良いでしょう。
というわけで今回はセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンから販売されている「さんまの缶詰」を、それぞれ食べ比べながらご紹介していきます。
【セブン-イレブン】セブン−イレブン「7P 国産さんま蒲焼 100g」178円(税別)
コンビニ3社の中で最安。優等生的商品の多いセブンらしい一品
まずはセブン-イレブンの「7P 国産さんま蒲焼 100g」からいただきます。
スペックは以下になります。
<1包装あたり>
エネルギー:211kacl
たんぱく質:16.6g
脂質:13.4g
炭水化物:5.9g
糖質:5.9g
食物繊維:0g
食塩相当量:1.2g
DHA 1200mg
EPA 590mg
今回食べ比べる3社の「さんまの缶詰」の中で、最安となる178円(税込)というのがまず嬉しいですが、缶詰を開封すると、蒲焼特有の甘く香ばしい香りと、「さんま」のほんのりとした苦味を感じ、すぐに食欲をそそられました。製造は岩手缶詰というメーカーです。
さっそく口にしてみると、見た目よりもくどくなく、また「さんま」そのものの身もふっくら柔らかく、良い意味で控えめな印象。
このことから、ご飯のお供としても、あるいはお酒のおつまみとしてもいただけそうな汎用性の高い缶詰で、この辺はやはり優等生的商品が多いセブン-イレブンならではの味覚設計だと思いました。