「関係の操作」はしないほうがベター
好意を向けていると完全に把握されるのは避けたい、だけど自分以外の女性と親密になることも耐えられないような矛盾は、誰もが抱えるといえます。
「好きバレ」を避けたいのはそれによって男性に敬遠されるのが怖いからです。ふたりの仲を壊したくないからこそ恋心を隠して接することを考えますよね。
気をつけたいのは、自分以外の女性を遠ざけるためにやってしまう「関係の操作」。
好きな男友達がある女性の名前を挙げれば「その人、○○って噂だよ」とネガティブな話を持ち出したり、自分に関心を向けてほしくて「体調が悪くて寝込んでいるの」と看病してくれるよう仕向けたり、男性の状態をコントロールしようとするのは良い手ではありません。
他人を悪しざまに言う様子や、彼氏や家族でもないのに世話を当然とするような姿は、まともな男性ほど違和感を覚えるし応えることに戸惑います。
自分を見てほしくてやっていることが、かえって距離を作る結果になるなら本末転倒です。
恋愛感情は、窮屈な間柄ではまず生まれません。
ふたりがリラックスして過ごすなかでお互いの良いところを知り、そこを好きになっていくのが自然な状態だということを、忘れずにいましょう。
恋心を隠して関係を操作するより、誰かの話題が出れば「そうなんだね」と関心を持って耳を傾ける、そばに来てほしいときは「つらいから助けてほしい」と素直にお願いする姿こそ、心を開いていることが伝わります。
それを実感するから男性はうれしくなり、手を差し伸べることも躊躇なくできるといえます。
ふたりの状態は無理に操作するのではなく、まずは自分がつながりを大切にする姿勢を見せるのが、男性側の心を引き寄せる大切なきっかけになります。