変化を恐れてはいけない理由とは
男友達を好きになると、次に考えるのが交際のこと。
相手にも好かれたい、付き合いたいと思うのは当然のことで、そんな気持ちが接し方の変化を呼びます。
仕事が忙しいとわかれば「無理しないでね」「しっかり休んでね」と今までとは違う言葉をかける、食事に行くなら相手の好みをより優先してお店を決めるなど、好意は自然と伝わるものです。
それによって男性のほうが居心地が悪くなり、距離を置かれてしまうのであれば悲しいですが、それでも、好きな気持ちを無理にねじ曲げて接するほうが実はつらいことです。
友情以外の気持ちを持ったのであれば、変化は避けられません。
恋心を隠して友達関係を続けていても、いずれ相手に彼女ができることもあれば、変わらない距離に友情そのものが薄くなっていくことだって、ないとはいえません。
それなら、変化を良いものにできるよう努力することが最善。
気遣いも優しさも隠さない、ふたりの時間を一緒に楽しみたいとする素直な姿は、「あなたを大切に思っています」という重要なサインです。
どう応えるかは相手が決めることであり、そこに悩むより「自分にできるのはふたりの仲を大事にしたいと伝えること」といい意味で割り切る強さが、結果を受け入れる勇気になります。
その姿こそ、男性にも「好きになってもいいのだ」という勇気を与えると思いましょう。
変化は起こるものなら、駆け引きで振り回したり自分たち以外の人を遠ざけたりするのではなく、「恋人になったら今より幸せになれる」と思えるような自分を見せたいですね。
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男女間の友情の難しいところは、「先に進んでしまえば二度と元には戻れない不安」の大きさです。
この関係を失うくらいならと恋愛感情を隠すことに躍起になる人もいますが、それで自分は幸せな恋愛を楽しめるのでしょうか。
何よりも自分自身が素直に「好きだ」と思えることが片想いの成就では肝心であり、それが相手に伝わることでより強い関心が生まれます。
まずは好きだという気持ちを大切にすることを、男友達を好きになったときは忘れずにいたいですね。