2018年の女子旅にお勧めするのは「近江」。「京都や奈良には行った事があるけれど、滋賀はまだ行った事がないなぁ」と行きそびれている女子にお勧めの旅先です。
日本人としてのんびりと歴史に触れることのできる旅、フォトジェニックな画が撮れる旅、美味しいお肉、美味しいパン、レトロなお菓子など女子旅に欠かせないものが満載の「近江旅」をご紹介します。
近江商人ゆかりの町、五個荘へ
五個荘(ごかしょう)の町に着いたらまずは、「東近江観光協会ぷらざ三方よし」へ立ち寄り、町の情報や地図をゲットしましょう!そこでミニ知識もゲット。
五個荘金堂地区は日本遺産に認定されている近江商人の蔵屋敷、白壁と農家集落が一体となった町並みに水路がめぐらされている町。日本の原風景が残る文化景観を楽しむことができます。
そして、近江商人とは、大坂商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人と謳われる一つで、江戸時代に天秤棒から商いを始め、江戸での大店そして明治時代の近代産業化を経て今なお残る老舗企業の創業者が多く出ているのが、近江商人です。
みんながよく知っているデパートの高島屋、東急百貨店、伊藤忠商事、丸紅、日清紡、東洋紡、日本生命、ニチレイ…など企業は全て近江商人あるいはゆかりの企業です。
そんな近江商人の哲学ともいえる、売り手よし、買い手よし、世間よしという三方よしの商法が老舗企業の基盤となっていることは、間違いありません。
たっぷりと歴史を勉強してから、町並みを散策しましょう。
雪の季節には静寂を、春には華やかに商家に伝わるお雛様を見て歩ける「ひな人形めぐり」が始まります。桜や夏の水郷など四季折々の景色をスマホに収めたいものですね。
五個荘の「ひな人形めぐり」は2/1~3/21まで。詳しくは公式サイトをご覧下さい。
散策の後は近江のご馳走を頂きましょう!
ご紹介するお店は、湖香 六根(うかろっこん)。築180年以上という秀明庵にて2017年6月より営業を始められましたが、予約が取れないお店になることは必至。お料理はもちろんお店の細部にまで、ご主人の神経が行き届いた日本料理店です。
ランチは2500円と3800円の2コースで要予約。予約なしの場合は、近江牛の糠漬け棚田膳1800円が頂けるそうです。興味のある方は是非お早めに!