レベルアップしたらゲレンデ上部の絶景へ!
白馬八方尾根スキー場ならではの、雄大な景色を楽しむには、ゲレンデ上部へ向かうのがいちばん。
子連れでベースにしやすいのは、白樺ゲレンデから、ゴンドラ「アダム」で一気に登れる、「うさぎ平テラス」。
八方尾根ゴンドラリフト「アダム」は、スキーやスノーボードを外して乗るタイプ。
たとえスキーやスノーボードができない子でも、うさぎ平からの景色を眺めるために乗ることもできます。
「うさぎ平テラス」は、広くて、天井も高く開放的で、キッズスペースもあります。
食の楽しみも豊富で、メインとなる「イエティ」ほか、今シーズンからオープンした、軽井沢の人気イタリアンレストラン「軽井沢プリモ」や、ラーメン専門店「チャチャ」も。
プルークボーゲンをマスターしたら挑戦!
うさぎ平の周辺コースは、ほぼ中級者以上向け。
滑走するのであれば、レベルの目安としては、プルークボーゲンはマスターしておいたほうがいいでしょう。
中級斜面でも、スピードを確実に殺しながら滑り降りられるようにコントロールできる子なら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
なお、疲れてしまって、滑走して降りられないようなら、うさぎ平テラスからゴンドラ「アダム」に乗って、楽々下山という方法もありますよ。
交通アクセス・宿泊手配は綿密に!
魅力満載の白馬八方尾根スキー場ですが、ネックとなるのは、首都圏からのアクセスに、時間が掛かる点です。
私も、神奈川県の自宅から、全国の様々なスキー場へ行きますが、群馬県の沼田エリア・軽井沢エリア、新潟県の湯沢エリア・南魚沼エリアと比べると、所要時間は、車でも、公共交通機関でも、おおよそ1.5倍かかる感覚。
これは、小学生以下の子連れの場合、子どもにとってかなり負担になります。
また、パパ・ママにとっても、車を運転するにしろ、電車・バスを使うにしろ、悩ましいですよね。
車で楽々アクセスの裏ワザ!
冬はスノーレジャー、夏はキャンプにアウトドアと、子連れで全国を駆け回っている我が家ですが、車での移動の場合、所要3時間を越えると、運転するほうはもちろん、子どもにとっても、大きな負担になります。
そこで、4時間、5時間とかかる遠方に出かける場合には、前後日に、中継地点で1泊することにしています。
白馬行きの場合のポイントは、雪道になる可能性が高い、大町市より手前で1泊すること。
《土日しか休めない場合の例》
金曜夜:中央道経由なら北杜市〜安曇野市、上信越道経由なら軽井沢町〜長野市あたりで1泊
※チサンインや旅籠屋など、ファミリー向けロードサイド宿泊施設が、夜遅い時間のチェックインにも対応してくれて、リーズナブルで、おすすめです
土曜:朝イチで、白馬八方尾根スキー場へ。パウダースノーを満喫して白馬で1泊
日曜:午前中は白馬八方尾根スキー場を楽しみ、お昼に切り上げて帰路へ
こうすれば、しっかり睡眠をとって、フレッシュな状態で、雪道の運転に入ることができ、かなり楽ができます。
帰りは、少なくとも2時間に1回は、サービスエリアで30分以上の休憩を取って、ゆっくり帰宅してくださいね。
もし睡魔に襲われたら、30分程度の仮眠を取るだけで、信じられないほどスッキリできるので、試してください。
白馬八方尾根スキー場の、極上のパウダースノーと、国内屈指スケールのゲレンデ。綿密に計画を立てて、ぜひ子どもに貴重な体験をさせてあげてください!
《所在地》
長野県北安曇郡白馬村
《アクセス》
電車:北陸新幹線「長野」駅から、特急バス「長野-白馬線」ほか
車:長野自動車道「安曇野」ICから約51km、または上信越自動車道「長野」ICから約52km ※Googleマップでの最速ルートより