「小学校に上がり、園のお友達が次々と習い事を始めるのを見て、うちも息子に何かさせたほうが良いのではと考えました。

全身を使うし、心肺機能が上がる水泳なら体力がつくからいいだろうと息子に勧めてみたら、『行ってみたい』と言うのでお試しからスタート。

ジムのきれいなプールが気に入ったらしい息子は、『次はいつ行くの?』と楽しそうな様子だったのですが……。

そこは小学校低学年でも競泳を目指した指導が好評なのですが、今まで園の小さなプールで水遊びをする程度だった息子にはいきなりビート板で25メートルを泳ぐのもやっとで、休憩の時間も少なく、終わる頃には口数が減るほど疲れてしまい。

『泳ぐのは楽しいけど、しんどい』と繰り返してジムに行くのを嫌がるようになり、二ヶ月で退会しました。

息子の体力や能力に合ったところを探すのが最初だったと反省しています。

『そのうちついていける』と言いながら子を通わせている親御さんもジムでは見ましたが、無理をさせるとその子の『好き』まで壊してしまいそうで、うちでは気をつけたいなと思いました」(35歳/総務)

子どもにやる気があって入会した教室でも、いざやってみたら大変で気持ちがついていかなくなると、通い続けるのは難しくなります。

楽しく通うには子どもの状態にあった教室を見つけるのが最善で、どんな指導をするのか目的などを最初にきちんと把握しておきたいですね。

他所の無茶でも目をつぶる気持ちはわかりますが、何より大事にしたいのは子どものやる気だと、筆者も思います。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line