名言の採集方法は?
子どもの名言はいつ飛び出すか、予測不可能です。
そこで、夫をはじめ、周囲に普段から依頼しておくのがおすすめです。
園の連絡ノートを使えば、保育園や幼稚園の先生からも、思わぬわが子の一言を教えてもらえるかも! しかも、文字で書いてあれば後から見返すこともできます。
そう、大切なことは書きとめておくこと。
今回、現在子育て中のママたちにそれぞれの家庭の子どもの名言を聞いたのですが、
「あ~、絶対あるんだけど、今、思い出せない! なんだったかな~」
という人がほとんど。
つまり、記録されなければ、どんどん忘れ去れていくのです。
子どもはこうして言葉を学ぶ
こうして言葉を集めていくとわかるのは、子どもはこうして言葉を獲得していくのか、ということです。
大人なら間違って笑われることをまず恐れてしまうものですが、子どもは無敵。
たとえ間違った用法で言葉を使って大笑いされたとしても、クールに「あ、この使い方は違うんだな」と学ぶのみ。
これは、大人の外国語学習のヒントにもなる気がします。
思わぬ効用とは?
いつも子どもの言葉をほほえましく聞いていられる時ばかりとはかぎりません。
時には口の立つようになってきた子どもに、イラ~っとしてしまうこともありますよね。そんな時も、後から言葉のアルバムを見返せば、また子どものいい面を見られるようになるはず。
子育てって、いかに視点を変えられるかが、肝心だと思います。気分転換がうまい人は爆発してしまうことも少ないですよね。たとえ子どもに爆発してしまっても、大丈夫! 子どもは意外とタフです。
子どもはユーモアの天才だと思わせてくれるひとことを、再び『園児の名言』から紹介しましょう。
ぼく、いい子にしようって思ってすぐあきらめるタイプ!(3才・かい)
『大人に刺さる幼稚園・保育園児の名言』(東邦出版)
ガーン!聞き分けのない子なりに、少しは努力してくれたってことでしょうか?
それにしても、こんなこと言われたら、怒っていたママもふきだしてしまいそう。
さらに、思春期にさしかかる子ども対策にもお役立ちしてくれそうですよ。
中学に入った子どもに、昔あんたこんなこと言ってたのよーと教えてあげれば、久しぶりに親子の会話が生まれるきっかけになるかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子育てに役立つものは世の中にいくつもありますが、「言葉の成長アルバム」はまずコストがほぼかかりませんし、いかようにもカスタマイズすることも可能!
子どものとっておきのひとこと、逃さないでとどめてあげてくださいね。
記事内でご紹介した『大人に刺さる 幼稚保育園児の名言』が参考になると思いますので、ぜひお手にとってみてくださいね。