子どものひとこと。たどたどしいながら、真理をついていたり、惜しい言い間違いがおかしかったり、親である私たちを楽しませてくれますよね。
東邦出版から出た『大人に刺さる幼稚園・保育園児の名言』は、全国各地の幼稚園や保育園から集められた生の子どもの名言集です。
ほほえましい言い間違いから、ドキっとするものまで、子どもならではの感性の鋭さが光る言葉ばかりです。
他人でも楽しめる「園児の名言」!
子どもの名言って、自分の子どもだからおもしろいのでは、と思っていませんか?
名言の裏にある背景は、その家庭それぞれですが、どっこい!
さっそく本書から、いくつか名言をご紹介していきましょう。
かなしい気持ちがいっぱいになると、目に行って涙になるんだよ(3才・さゆき)『大人に刺さる幼稚園・保育園児の名言』(東邦出版)
3歳にもなると、悲しい気持ちをこんな風に表現できるのですね。胸がきゅっとなります。
中耳炎ってどこの公園?(5才・梨乃)『大人に刺さる幼稚園・保育園児の名言』(東邦出版)
「えん」がつくことから連想したのでしょうね。間違っているけど、かしこい!
炭酸飲んだことあるよ、たんよんとか(5才・さくら)
『大人に刺さる幼稚園・保育園児の名言』(東邦出版)
ちょっと背伸びしたいお年頃?
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他にも4コマ漫画で描かれているものもあり、涙と笑いを誘うものばかりなのですが、ネタになるようなことを言ってくれるのも、せいぜい小学校低学年くらいまでですよね。
実際、本書に集められた名言は2~6歳までの子どもの言葉だそうです。
子どもの言葉はプレシャス
後になって、小さな頃、子どもが何を言っていたかな~と思い出そうとしても、メモにでも残さないかぎり、なかなか難しいですよね。
なぜ子どもの写真や動画は残しておくのに、言葉は残さないのでしょうか。
それだけありふれていて、価値を置いていないのかもしれません。
ですが、子どもの名言は一瞬勝負です。
写真なら同じポーズをさせることはできても、言葉はそうはいきません。
言葉の成長アルバムをつくろう!
こうした言葉を普段から耳にしているはずの子育て中のママに提案です!
子どもの「言葉の成長アルバム」をつくるのはいかがでしょうか。
用意するのは一冊のノートとペンだけでOK!
一時、スクラップブッキングというものが流行りましたが、文字以外にいろいろデコっても楽しいですね。