事例2: 別れの気配を感じていたけど…

ライターの夏美さん(仮名・38歳)は、19歳の時から10歳年上の彼氏と交際、20歳で同棲。10歳も年上だから頼れると思っていたそう。

ところが同棲5年目でセックスレスに。夏美さんは悩みます。

「29歳の時に『私もそろそろ30歳、子どもも欲しい』と思い切って本音を伝えたのですが、相手は『子どもは欲しくない。母親になりたいのなら、別の男性と結婚して』と冷たい態度でした」

ショックを受けた夏美さんは、彼氏に内緒で合コンや婚活パーティ―に参加しますが、彼氏以上に素敵な男性はいなかったそうです。彼氏は聡明で博学。夏美さんにとって尊敬できる男性なのです。

しかし、これまで家賃の全額を彼氏が払ってくれていたのですが、夏美さんが30歳になると「これからは全部折半で」と言われたそうです。

収入が夏美さんの5倍以上ある年上彼氏の冷たさに、夏美さんはだんだんと別れの気配を感じていったそうです。

ところがある日のこと。部屋の更新が近づき、同棲を続けるか、解消するかの間で揺れ動いていた夏美さんはリフォーム可能な中古の一軒家を見つけました。しかも賃貸の安い物件だったため、彼氏を説得して中古物件に引っ越ししたのです。

一緒にリフォームするうちに彼氏が共同でやり遂げる楽しさを覚え、リフォームが終わってからやっと「結婚しようか」とプロポーズの言葉があったそう。

結婚3年後には不妊治療が成功して、子供も誕生。一家3人で幸せだそうです。