2:礼儀や協調性を身に着けられそうだから

空手、剣道といった礼儀を重んじるスポーツや、野球、サッカーという集団スポーツは、礼儀を学んだり集団の中での立ち回りを覚えさせたいママが重要視するポイント。

「空手の体験に行ったら、姿勢もよくあいさつなどもしっかりしている子供たちに好感が持てたので、自分の子供にもこういうふうになってほしいなと思いそのまま入会しました」

「パパがやっていたこともありますが、上下関係や礼儀など、ふつうに学校に通っているだけでは身に付かないことも学べると思い地元の野球チームに入っています」

中高生になれば部活などで集団スポーツを習うこともできますが、幼少期には習いごとでもないとなかなかそういうスポーツに触れる機会もありません。早くからスポーツで礼節を学び、協調性や団結力を身に着ける体験をさせたいと考える親は少なくないようです。

3:自分もそのスポーツをやっていたから

自分がやっていたスポーツに思い入れがあり、我が子にもやらせたいという思いがきっかけとなるケースも。

「夫が小中高と野球をやっていたので、男の子が生まれたら野球をやらせたいという思いも強く、小さい頃からボールやバットに触れさせたり、プロ野球の試合に連れて行ったりしていたので、自然と本人も興味を持ち、少年野球を始めることに」

「私自身も小さい頃の何年かだけですがバレエをやっていて、バレエは姿勢がよくなるし体幹が鍛えられるので子供にもやらせたいと思い、体験に連れていったら発表会で可愛い衣装が着られることもあって、子供自身もやってみたいと言ったので、始めました」

親が親しんでいるスポーツは、子供にもやってほしい気持ちがあるだけでなく、自然と子供側も興味を持ちやすいという背景がありますよね。

子供が自ら興味を持てば、自然と習いごとにもつなげやすいでしょう。

逆に、ダンスなどあまり親の子供時代には今ほど普及していなかった習いごとを、「自分はできなかったので子供にはやってほしい」と考えるママもいるようです。