チーム24時 B.A.P、Topp Dogg、B.I.G、ARGON

Jay Parkも満足げ

3番目に登場したのはチーム24時。

Jay Parkが作った曲を本人の情熱的なプロデュースで歌うことになり、メンバーも気合満点。ステージはSWAG(※)みあふれる曲をシャープにダイナミックに表現し、合間には大胆な腹筋見せも。

パフォーマンスを見たJay Parkも全員カッコよかったと満足げ。

ティファニーも「Jay Parkプロデューサーのボーイズグループは圧巻でしたね!」と絶賛した。
※SWAGは若者の言葉で、「やばい」「めちゃくちゃかっこいい」などの意味

チーム13時 BAE173

続いて登場したBAE173は、優勝したら宿舎を引っ越しするという約束を事務所代表にとりつけてファイナルに臨んだ。

曲は名作曲家KENZIEの『GT』。序盤からメンバーを飛び越える振り付けで度肝を抜いて、客席は大熱狂。

キュヒョンは「この曲は僕の『光化門で』を作曲したKENZIEさんの曲でしたね」とアピールしながらも、「今回がBAE173の最高のステージ」と褒め称えた。

チーム20時 M.O.N.T

二人でファイナルラウンドの臨んだM.O.N.Tは、BTOBのイ・ミンヒョクがプロデューサーを担当した『NOIR』で勝負。

シム・ジェウォンからは「人生を諦めた男のように」というオーダーでダンスに取り組み、レコーディングでも「(声の)トーンがいい」とミンヒョクに称賛された。

ステージを見たソンギュは「今日はM.O.N.Tの新しいカラーを見せてくれた」と言いつつ、ミュージカル的な解釈も付け加えた。

チーム7時 MASC

最後に登場したMASCも二人舞台。彼らが歌う『WAVE』はプロデュースチームGroovy Roomが担当し、ラップ多めの楽曲にレコーディングから苦労した。

けれど、「ステージを楽しもう」というヒジェの言葉どおり、夏にぴったりのさわやかな楽曲を魅力たっぷりに見せた。ライアンは「この曲は普通であれば、8〜9人で分けて歌う曲。なのに平然と歌いこなしていた」と敬意を表した。

全員のファイナルラウンドが終わり、投票を待つ間、脱落したチームから24KとBDCが登場。

さらに『PEAK TIME』のためにティファニーとJosh Cumbeeが作詞作曲、プロデュースまで担当した曲をNTX、GHOST9、BLKのメンバーが歌うスペシャルステージを披露した。

そしてついに最終結果発表へ。

6位 M.O.N.T
5位 BAE173
4位 DKB
3位 チーム24時
2位 MASC
1位 VANNER

チーム11時 VANNER

優勝したVANNERは登場時に圧倒的なステージと、メンバー全員がアルバイトをしながら活動してきたが、夢を諦めず、『PEAK TIME』で優勝をつかんだ。

メンバーのヘソンは周りのスタッフに感謝の言葉を伝え、「僕たちだけでなく、ほかのアイドルもすごいんです。みんなも愛してください」と号泣。

また2位になったMASCのヒジェも「僕たちはこれからが始まり。二人の新しい始まりと新しい姿を応援してください」と呼びかけた。

優勝したVANNERには優勝賞金3億ウォン(約3000万円)とアルバムリリース、グローバルショーケースの機会が与えられる。

またTOP6のグループは、5月からソウル公演を皮切りに全国ツアーコンサートに参加することが決定している。

1977年、東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスの編集・ライターに。たまに翻訳・通訳も。著書に『K-POPアイドル&ヲタあるある』(共同編集)、翻訳著書に『L'S Bravo Viewtiful1,2』(日本語訳)など。音楽、映画、テレビと何でも好きなエンタメ雑食。K-POP界隈はアイドルを中心にバンドのライブにも足を運ぶ。ソウルと東京のうまい店探しが趣味。

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