グローバルユニットCROSS GENE出身、韓国の俳優で歌手のシン・ウォンホが1月28日、よみうり大手町ホールで、昨年7月の除隊初となるファンミーティング『SHIN WONHO 1ST FANMEETING「START OVER AGAIN」』を開催した。
今年から本格的に活動を再開したシン・ウォンホは、「新たなスタートはファンと一緒に共に歩いて行きたい」という想いから、同ファンミーティングの企画にも参加。オープニング映像後、アップテンポなスタート曲『Serenade』でシン・ウォンホが登場すると、彼の帰りを待ちわびていた会場のファンから歓喜の声が上がった。
「みんな、ただいま~! お久しぶりです。SHINくんが帰ってきました!」という第一声に、「お帰り~」の歓声が沸き上がる。約3年ぶりのステージにシン・ウォンホは「今日までずっと緊張していました。みんな僕のこと忘れて、客席に誰もいなかったらって……。2011年にデビューをして、ずっと走り続け活動をしていたので、2年の活動休止が想像以上に不安でした」と本音を漏らすも、「その不安は集まったファンが解決してくれました」と感謝しきり。
兵役中は芸能活動をやめようかと本気で悩んだこともあったそうだが、兵役中もファンから届くSNSの応援メッセージや手紙で「自分を待ってくれているみんなのために、頑張らないと」と再び前を向くことができたという。そして、「この公演をきっかけに、もう一度初めからスタートしよう。僕と皆さんの新たな物語の始まりという気持ち」と公演タイトル「START OVER AGAIN」に込めた思いを語り、「今日は物語の1ページ目! 僕と楽しい思い出を作りましょう!」と呼びかけ、『What You Think』 『KKI』 の2曲を熱唱した。
ライブパートは、バンド編成という豪華な展開。羊年ということと、趣味がバンドの“王子様役”にシン・ウォンホ、“執事役”はバンドグループという設定だそうで、バンドネームを「HITSU_G」にしたと明かし、メンバーを紹介。昼公演では「白王子」をイメージしたインナーのシースルーもセクシーな白いシーツで、夜公演は「黒王子」をイメージしたエレガントな黒いスーツと、異なる衣装で王子様を表現。
生ライブでは初披露となる『Trust Me』をロック調のスペシャル・バージョンで披露し、歌詞にちなんで「未来に予想しないことが起きますが、一緒に互いを信じて歩いていきましょう」と語りかけた。そして、記念すべき日本デビュー曲『Shooting Star』を何とパンクバージョンで歌いあげ、会場を沸かせる。そして、「皆さんに伝えたい僕の気持ちが表現されている歌詞。皆さんを想い浮かべます」と語り、『家族になろうよ』をカバーし、感動的に前半のライブパートを締めくくった。