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案外読み間違えている漢字あれこれ
素面
×そうめん(※食べ物の“そうめん”は、漢字で“素麺”です)
〇しらふ
海原
×うみばら
〇うなばら
氷柱
×こおりばしら
〇つらら
出生率
×しゅっせいりつ
〇しゅっしょうりつ
福音
×ふくおん
〇ふくいん
肉汁
×にくじる
〇にくじゅう
河豚
×かわぶた
〇ふぐ
相殺
×そうさつ
〇そうさい
店屋物
×みせやもの
〇てんやもの
ある幼稚園ではこんな出来事も
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山羊
その幼稚園では“幼い頃から漢字・かな交じり文に触れさせる”という教育があり、その教材として”漢字の絵本“が保育用教材として売られています。
その中に有名な昔話“さんびきのやぎ”の絵本がありました。ノルウェーの民話“さんびきのやぎのガラガラドン”のリメイク版でした。
漢字の絵本なので、次のように書かれていました。
「ある所に三匹の山羊が住んでいました。三匹の山羊は橋を渡ることにしました。一番目は大きい山羊でした。二匹目は中くらいの山羊でした。三番目は小さい山羊でした」
ふりがながついていなかったので、担任は「やぎ→やまひつじ」と勘違いしてしまいました。結果、そのクラスの子だけ「さんびきのやまひつじ」と読んでいました。
絵本の絵がヤギなので気づきそうですが、子ども達にとって先生の言葉は絶対的なものなので、そのまま覚えてしまったのですね。
ちなみに他のクラスの子も同じ絵本を使っていましたが「さんびきのやぎ」と正しく読んでいました。
栗鼠
リスの話を題材にした絵本で、漢字で“栗鼠”と書いてありました。先生は「くりねずみ!」と自信をもって読んでいました。これも子ども達は真似して「くりねずみ」と元気よく言っていました。
なんだか天然記念物でどこかにいそうな動物ですが、くりねずみではなく「リス」です。
でも、ネズミとリスの目は似ています。調べてみると「リス(栗鼠)は、ネズミ目(齧歯目)リス科に属する動物の総称である」と出てきます。近い動物ではありますが読み方は違いますよ。