3.常温の「小形羊羹 新緑」と「水羊羹 抹茶」

「小形羊羹 新緑」と「水羊羹 抹茶」の比較

続いて抹茶味! 小学生ふたりが抹茶を食べられないため、急遽筆者の夫が青シールで参戦しました。

食べ比べた結果、これまた「甘さの比較が難しい…」という結論に。

黒砂糖と同様に、少しでも口の中にたくさん入れてしまうと、煉羊羹でも抹茶の渋みや甘みが口いっぱいに広がってしまうので、違いを感じにくい、という印象でした。

実際、水羊羹は食べてすぐ口の中でなくなってしまうので、黒砂糖も抹茶も、甘みがまろやかに感じられます。一方で弾力があり、口の中に残る時間が長い煉羊羹は、羊羹の甘さはもちろん、素材の味わい、深みなどをより感じられました。

「甘さの質」が異なるので、比較しがたい…! というコメントも。

4.常温の「水羊羹 御膳」と冷蔵の「水羊羹 御膳」

常温の「水羊羹 御膳」と冷蔵の「水羊羹 御膳」の比較

最後に、常温の「水羊羹 御膳」と冷蔵の「水羊羹 御膳」を食べ比べてみました。こしあんの水羊羹です!

これは満場一致で、常温の「水羊羹 御膳」が断然甘い! という結果になりました。もちろん同じ商品なので、温度によって感じる甘さがこんなにも違うのに驚きました。

一般的に「水羊羹は冷やして食べる方がおいしい」と言われていますが、しっかりとした甘さよりも喉ごしや清涼感を求めている夏だからこそ、甘みを強く感じる常温よりも、つるっと食べられる冷蔵のほうが「おいしい」と感じられる理由なのかもしれません。

逆に水羊羹はもう少し甘いほうが好き…という方は、常温で食べてみるのもよさそうです♪