漢方を選ぶときは専門家に相談

このように、漢方薬は体質や証によって配合される生薬やその量が異なります。

そのため、漢方薬を選ぶときには、自分の体質や生活習慣、肌の調子や顔色、食事スタイルなどを、医師や薬剤師などの専門家に話し、相談するのがいいでしょう。

漢方薬はその人の体質に合っていないと、よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こる場合もあるのです。

クリニックや漢方薬局は敷居が高いという人には、スマホで気軽に頼めるAI漢方などのサービスもおすすめです。

AI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方に詳しい薬剤師が体質に合った漢方薬を見極めてくれます。さらに、お手頃価格で自宅まで郵送してもらえますよ。

セルフメディケーションに漢方薬を使ってみましょう

漢方薬は医薬品ですが、「なんとなく調子が悪い」「更年期かもしれない」「疲れやすい」など、検査上の異常はないけれど不調を感じる場合にも使えます。

また、普段から漢方薬を活用し、気・血・水のバランスを整えておくことは、病気になりにくい体質を作る手助けになります。

自分に合った漢方薬を使うことは健康維持にも役立つでしょう。

参考:漢方薬による薬物性肝障害の病例検討 日東医誌

■この記事を書いた人

あんしん漢方薬剤師:相田 彩(あいだ あや)

昭和薬科大学薬学科卒業。総合リハビリテーション病院・精神科専門病院・調剤薬局の現場で漢方薬が使用される症例を多く経験。

医薬品での治療だけではなく、体質や症状に適した漢方薬を活用し根本改善を目指すことの重要性を実感する。

現在は、症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でサポートを行っている。

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