乾燥対策には漢方もおすすめ!

秋の乾燥は肌だけでなく、内臓にも影響を及ぼします。そこで、からだの内側から働きかける漢方薬の活用がおすすめです。

漢方薬は体質を根本から改善するため、乾燥肌や肌荒れなどの症状が出にくいからだへと導くことが期待されます。毎日飲むだけで食事改善よりも簡単に取り入れることができるため、忙しい現代人にもピッタリです。

乾燥対策には、以下のような働きをもつ漢方薬を選びます。

・血行をよくして栄養をからだ全体に届ける
・水分バランスを整え、肌のうるおいを保つ
・胃腸の働きをよくして必要な栄養をつくる

以下では、秋の乾燥対策におすすめの漢方薬を2種類紹介します。

六味丸(ろくみがん)

うるおいを補う代表的な漢方薬です。尿量を調整して水分代謝を整えるため、むくみの軽減などに使われます。

桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

肌荒れや肌のキメが気になる方におすすめです。栄養や水分のめぐりをよくして、肌荒れを改善します。

漢方薬は自然の成分から作られていて、副作用が少ないという利点があります。しかし、その効果を発揮するためには、自分の体質に合うものを選ぶ必要があります。漢方薬を選ぶ際には、漢方の専門である医師や薬剤師に相談することが重要です。

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秋の乾燥対策は、外側からのスキンケアだけでなく、内側からの乾燥対策として食事や生活習慣の改善も重要です。

この記事を読んで、秋に起こる乾燥の原因を知り、肌や体内の乾燥対策を実践してみてください。おすすめの対処法で、うるおい肌を手に入れましょう。

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

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