2009年に韓国最大の音楽オーディション番組『スーパースターK』で、72万人の中からグランプリに輝き、歌手デビューを果たしたソロ歌手、ソ・イングク。
歌手としての実力はもちろんのこと、近年は、チャン・グンソク、少女時代のユナと共演した『ラブレイン』や、昨年韓国の若者の間で社会現象になるほど話題を呼んだ『応答せよ1997』などで俳優としての才能も開花させている。
今やドラマに映画、CMに引っぱりだこという売れっ子ぶりだ。そんな彼が、4月24日(水)にシングル『Fly Away』で日本デビューすることが決定。そのお披露目のために来日したソ・イングクに、日本活動への思い、今の心境をたっぷり語ってもらった。
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――日本デビューという話を最初に聞いた時、どう思われましたか?
嬉しかったです。日本で活動できるという、その機会をいただけて、とてもワクワクしましたし、期待もしました。それと同時に不安もありました。
――不安とは?
外国から来た僕を日本の方たちはどんなふうに見てくれるのだろうか、歌で表現する感情がどのように伝わるのだろうか、そういったことですね。
――日本デビュー曲『Fly Away』は500曲近い候補から選ばれたそうですが。
『Fly Away』は、僕が今回の候補の中でベスト・オブ・ベストだと思っている曲です。この曲は、ひとりの男性が愛する女性を送り出すのですが、今でもその女性に未練が残っている……歌詞がとても気に入って、ぜひ歌いたいと思いました。メロディもきれいで、男性の哀しみがうまく表現された曲だと思います。
――韓国では、バラード曲以外にも、いろいろなジャンルの楽曲に挑戦されている印象を受けますが、ご自分の中で音楽に対する着地点は見つかりましたか?
音楽には様々なジャンルがありますし、自分自身がやりたい音楽もたくさんあるので、現時点で「これです」とハッキリ断言することは難しいですね。