――韓国曲と日本曲で、違いを感じることはありますか。
「歌う立場からすると、違いは感じませんね。強いて言えば、発音が違うっていうだけ。言葉の違いというよりは、発音の違いなんです。それだけかな」
――アルバムのジャケット写真は、すごいインパクトですね! 見事な肉体美を披露されていますが、あれはご自身のアイディアですか。
「違います(笑)。僕的には違う写真がよかったんですけど、『ソ・イングクの率直な姿を見せたい』っていうスタッフのアイディアで。僕はその意見に負けたというか……、従いました(笑)」
――水泳選手を演じた映画『ノーブレッシング』でも、見事な肉体美を披露していましたが、撮影時期は同じころですか?
「映画が終わった直後、アルバムの準備に入った時期に撮りました。このころは身体ができてましたけど、今はちょっと……(笑)」
――写真といえば、昨年は蜷川実花さんと写真集『月刊ソ・イングク×蜷川実花』を出版されましたが、蜷川さんの写真を見てご自分の新たなセクシーさを発見できましたか?
「セクシーかどうかわからないんですけど、写真集のために、ソ・イングク史上で一番、体重を落としたんです! それが新しい自分。う~ん、10キロくらい落としたかな? 映画『ノーブレッシング』でも身体作りをしなきゃならなかったし、食事制限したり、すごく辛い時期でした。蜷川さんといえば、独特の色使いが特徴ですよね。僕にとっても初めての経験だったので、不思議だったし、新鮮でした。出来上がりはすごく満足!」
――昨年末には、韓国で単独コンサートを開催しましたが、いかがでしたか?
「僕にとって初めての単独コンサートだったので、とても意味のあるものでした。成功させるために一生懸命準備したし、素敵な姿を見せるために努力もしました。来てくださった方が喜んでくれたみたいなので、良かったです」
――女装も披露されましたよね(笑)。
「あ~、面白かったですよ。でも、かわいくはなかったかな。見るのが忍びないくらい(笑)」
――2014年は、日本でどんな音楽活動をしていきたいですか。
「先行配信された『Everlasting Love』がiTunesヴォーカルチャートで1位になったり、アルバム『Everlasting』がオリコン・デイリーチャート8位になったり、チャートアクションがすごく良かったんです。手ごたえを感じているし、こういう流れが続くといいな……。1月25日(土)には『SEOINGUK JAPAN SHOWCASE 2014』を開催しますが、今年はファンの皆さんと一緒の空間で、何かを一緒にできる活動がたくさんできるといいなと思っています」
――生の歌声が聴ける機会を増やしてくださいね!
「そうですね。楽しみにしていてください!」
アイドルグループが隆盛のK-POPにおいて、貴重な本格派のソロ・ボーカリスト。韓国で国民的大ブームを巻き起こしたオーディション番組『SUPER STAR K』で72万人の頂点に立った彼の切ないバラード歌声は、女性の心を溶かしてくれる。
そして、初主演ドラマ『応答せよ1997』では、"美しすぎるキス顔"と胸キュンの初恋模様を見せ、またもや大ブームに。韓国では歌手と俳優、両分野で成功を収めたソ・イングクさん。これからの日本活動でどんな姿を見せてくれるか楽しみだ。俳優業に関しては、2月22日(土)発売の雑誌『韓流ぴあ』でじっくり伺っているので、そちらも要チェック!