街中の銀行で、「iDeCo」や「新NISA」と書かれたのぼりやポスターがよく見られるようになりました。ここ数年来続く日本政府の「貯蓄から投資へ」の呼びかけもあり、国民の投資に対する関心が高まっていることをひしひしと感じます。

特に2024年からはNISA制度が一新されて非常に使い勝手がよくなったので、いよいよ投資を始めようという方は多いのではないでしょうか。

本記事では、投資初心者の方に向けた「iDeCo」と「新NISA」の制度の違いと、読者の皆様がどのような目的で投資をするかによって両制度のどちらを優先して利用するのかが変わってくることを解説します。

そもそも「iDeCo」と「新NISA」って?

iDeCoは「個人型確定拠出年金(individual-type Defined Contribution pension plan)」の愛称、NISAは「Nippon Individual Savings Account(日本型ISA・個人貯蓄口座)」の称です。

「iDeCo」と「NISA」それぞれの制度は、「投資にまつわる税金の免除がある」という面では共通していますが、大きく内容が異なります。以下の通り、それぞれの制度の特徴をまとめてみました。

これだけ見ると、「新NISA」のほうが大きく投資枠を使用でき、投資できる商品も幅広いことから、使い勝手がいいように思えるかもしれません。

しかし、十分資金がある場合は、次に解説する理由から「iDeCo」への投資を優先することをお勧めします。