煮込み料理などをワンランクアップさせてくれる無加水鍋。シチューやカレーなどの煮込み料理も、野菜の水分とうまみをじっくり引き出してくれるので、通常より少ない水分で段違いにおいしく仕上がります。
我が家には鋳鉄製のバーミキュラの鍋がありますが、重さや洗いにくさがネックになって活用頻度は少なめ。そこで、最近見つけたアイリスオーヤマのアルミニウム製無加水鍋「COTOCO」を実際に使ってみました。
野菜からの水分の出方や火の通り方など、メリット・デメリット、実際の使い方や料理の味などを詳しくレビューします。
【アイリスオーヤマ】無加水鍋 COTOCOを使ってみた!
「無加水鍋 COTOCO (MKSN-S20)」は、ビーツレッド・サフランイエロー・チャコールグレイの3色です。
価格はアイリスプラザで税込5980円(記事執筆時点。サイトによって異なる場合があります)でした。
サイズは20cm、24cm、26cmの3種類。満水容量はそれぞれ2.25L、4.0L、5.3Lで、用途や家族の人数に応じて選べます。
筆者は直径20cmのサフランイエローを購入しました。
1台6役で調理の幅が広い!
無加水鍋 COTOCOは、栄養素を逃がさない無加水調理ができるのが特徴です。
ダイヤモンドコーティング仕様で丈夫で長持ちするうえ、汚れが落ちやすくお手入れも簡単。煮る・蒸す・炊く・茹でる・焼く・炒めるの6通りの調理ができる鍋です。
本体はアルミニウム合金で、はり底部分はステンレス鋼です。IH200V/100V、ガス火、オーブン、ラジエントヒーターやその他の電気ヒーターなど、幅広い熱源に対応しています。
●商品サイズ(cm):幅約26.8×奥行約21.3×高さ約13.1
●直径:約20cm
●満水容量:約2.25L
●重量:約1.6kg
炒める・炊く:無加水鍋でのお米の炊き方
早速、アイリスオーヤマの公式サイトで公開されているパエリアのレシピを参考にお米を炊いてみました。
レシピ通りに玉ねぎやお米を炒め、スープを加えて具材をのせ、沸騰してから弱火10分、さらに10分余熱で蒸らしただけですが、ふっくらとした炊きあがりに…!
筆者はたまに鉄のフライパンでパエリアを作るのですが、どうしても加熱ムラなどで焦げてしまうのは仕方ないと思っていました。しかし、この無加水鍋 COTOCOは熱伝導率の良さからかムラもできず、焦げつかず優秀!
鍋の厚みのおかげか、火を消して10分放置した後でも十分できたての温かさでした。