夏の肌トラブルには漢方もおすすめ
夏の肌トラブルには漢方薬の使用もおすすめです。漢方薬は、植物や鉱物など、自然由来の生薬をもとに作られており、一般的に西洋薬よりも副作用のリスクが低いといわれています。
夏の肌トラブルには、「新陳代謝を促進し、紫外線のダメージを緩和する」「乾燥した肌に潤いを加え、肌にハリを与える」「血流をよくして肌に栄養をいきわたらせる」といった作用のある漢方薬を選び、根本改善をめざしましょう。
夏の肌トラブルにおすすめの漢方薬
・四物湯(しもつとう):不足した栄養分を補って、肌の乾燥を緩和します。肌の乾燥が目立ち、色つやが悪い方に。
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):からだの冷えを緩和し、血の巡りを整え、皮膚に栄養を与えます。手足の冷えが気になる方に。
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厳しい夏に負けず美肌をめざす!
夏は肌トラブルが起こりやすい季節です。紫外線のほかに、エアコンの使いすぎや、乾燥・汗の放置など、肌トラブルが起こる原因が多く隠れています。ディープクレンジングや保湿、日焼け止めを上手に駆使しながら、夏に負けず美肌をめざしていきましょう。
【参考】
(※1)Kampoful Life by クラシエの漢方「日焼け止めのSPFやPAとは?正しく、日焼け止めを選んで紫外線対策!」
(※2)肌育研究所「SPF・PAってなに?自分に合った日焼け止めの選び方」
<この記事の監修者>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師:碇 純子(いかり すみこ)
薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。
世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。