彼氏にある「変化」が…

おかしいなと思ったのは、週末のデートが「友達と会うから」「ちょっと家で仕事する」など、彼氏の都合で減ってきたからです。

もちろん事情は尊重するけれど、

「その間、私にまったく連絡がないんですよね。

『お仕事は順調?』とLINEしても既読がつかないし、返信も夜になったりするので、そんなに忙しいのかなと心配しながら、何をしているのか不安になりました」

それまでは、会う友人について名前を出してどんな関係か話してくれたのに、そんなこともなくなり、「仕事」と言いながら夜まで電話の一本もくれなくなった彼氏は、明らかに以前とは自分から離れている状態でした。

そのときに頭に浮かんだのが、元カノのこと。

「そういえば、元カノさんのことを話さなくなったなと、気が付いたんですよね。

前は楽しそうにサークルの話をしていたのに、私が聞かないと何をしていたか教えてくれなくなったのも、おかしいなと思っていました」

自分と会う時間を作ろうとせず、平日の連絡も少しずつ減ってきた彼氏に、麻奈美さんは

「このままじゃ付き合うのは難しいかも」

と、話し合いたいことを伝えました。