2018年4月27日(金)、全世界が待っていた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開されました。
この記事は、アベンジャーズのリーダー的存在でもあるキャプテン・アメリカに、勝手に恋して勝手に失恋した女から見た『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を紹介します。
なお『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のネタバレを盛大に、
そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレをほんの少し含むかもしれないので、注意してください!
完全無欠のヒーロー、それがキャプテン・アメリカ
まず、スティーブ・ロジャースという男は、背の小さい痩せこけた男である。
軍に志願しても叶わずにいたが、とあるきっかけにより、第二次大戦中に行われた米陸軍による<スーパーソルジャー計画>の被験者に選ばれる。
この計画は、人体に多大な影響を及ぼす血清を打ち込み、人造的に超人を作るという、はたから見ると非人道的にも映る実験だった。
血清を打ち込まれたスティーブは、まるで別人のようになってカプセルから現れるのだった。
これが、キャプテン・アメリカのはじまりです。
そんなキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、その強い愛国心と正義の心だけを武器に、スーパーソルジャー計画を経て超人になりました。
血清の効果として、善人はより善人に、悪人はより悪人になる、という作用があります。
スティーブは根っからの善人でした。
そのため、彼の「国を守りたい」という正義の心は、何よりも強くなったのです。
これは私が彼に恋をした話ですので、突然自分語りが始まります、気をつけてください。
私は、「正義の主人公」が大好きです。
この人が来てくれれば、正義は成される。
この人が笑ってくれたら、もう大丈夫。
そんな、誰より強く、誰よりひた向きで、なによりも「正義」であるキャラクターが、幼い頃からとても好きでした。
でも実際、現実世界はもとより、アニメや漫画の世界にも、そういうキャラクターって少ないんですよね。
圧倒的な善性は、近寄りがたいイメージにも繋がるため、人間らしさを出すには多少の欠点がないと、多くの人はそのキャラクターに親しみを覚えません。
キャプテン・アメリカの欠点といえば、少し女性の扱いに疎いくらいで、あとは完璧と言ってもいいくらいだと思います。
でも私はそんな、圧倒的に正義である彼が、大好きでした。
ここまでがシリーズ第1作、私が恋をした『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の話です。