FTISLAND ジョンフン 撮影:ヤマダマサヒロ

「自分の目の前に立ちふさがる高いドアに向かって怒りをぶつける気持ちで歌う」というスピード感と重さが共存するFTISLAND流ロックパートの始まりを告げる『Tornado』は、「イントロを聴くだけでテンションが上がる」というホンギ。

ジェジンのベースのリフがフックとなる新曲『GAME』から続いたこの日唯一の韓国楽曲『Take Me Now』では、重いビートの渦に飲み込まれる客席に向かって、ホンギが「みんなの声をもらおう、ソリジルロ(叫べ)!」と声をふり絞ると、ファンもサビを全力で一緒に歌い、一体感に包まれる。

MCで今回のツアーについての想いを語ったホンギは、「アルバム『PLANET BONDS』は、宇宙への旅がモチーフになっています。ライブは自分自身をみつめる旅だと思って、1曲1曲の歌詞を思い浮かべながら聴いてほしい」と真面目な顔をしたかと思えば、「僕は韓国人だけど、頑張って日本語で歌ってるから!」とファンを笑わせる。メンバー同士でツッコミをいれながら日本語のトークをする彼らが、韓国のバンドあることを忘れてしまいそうだ。FTISLANDはいつもMCで彼らの本心を語ってくれる。

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