五感で「全部きれい」を味わえるのがK-POPの魅力

――これからK-POPを好きになりたい方に向けて、K-POPの魅力を教えてください。

やっぱり皆さん、きれいなんですよね。五感で「全部きれい」を味わえるのはK-POPの魅力だと思います。

目で見てもきれいだし、耳も癒やされるし。そんなふうに美しく、そして頑張っているアイドルたちの素顔が見られるのもK-POPのよさですね。

裏側を見せてくれるのってK-POPが始まりだと思うんですよ。彼らが私服で練習している風景を動画で公開していたり、番組でも話しているんですけどレコーディング風景を見せてくれたり。

みんなで共同生活をしている 宿舎を見せてくれたりもします。そういう動画を見ていると、アイドルもこんなに苦労して頑張っているんだなあと思えて、親近感が湧きますよね。

なので、これから好きになられる方も、歌やダンスといった彼らの実力はもちろんのこと、そういう人間味のある部分も好きになってもらえるのかなと、オタクとしては思います。

――メンバーのわちゃわちゃも垣間見られたりしますよね。

そうなんですよ。みんな音楽が大好きで、移動車の中でもライブしていたりするんですよ。

他のアイドルの曲をみんなでアカペラで歌ってくれたり。そういうことの始まりはK-POPからなのかなと思いますね。

第2回(トレカ愛)ゲスト 左:景井ひな/右:りゅうが(動画クリエイター) ⓒ CJ ENM Japan


――パフォーマンス的に、もしくは人柄も含めて、一番K-POPに魅力を感じるのはどんなところですか?

ダンスの統一性ですね。例えばENHYPENの『FEVER』という曲の練習動画は一糸乱れぬ動きが素晴らしくて、床を蹴る足音までもが揃っているんです。

そういうのを見ると、どれだけの時間を練習に費やして、どれだけ動きを合わせるために必死になって苦労しているのかというのがダンスから見えるんですね。

番組でも話しましたが、歌い方一つにしてものどを潰すような歌い方をして、あえてエッジを効かせてセクシーに歌っていたり、ボーカルにもすごくこだわっているんですよね。

そして皆さん、スキルがどんどん高くなってきているんですよ。

前だったらラッパーはラップだけ、ボーカルチームはボーカルだけやるというグループが多かったのが、今は全部できなきゃいけない。

それこそ自分たちの曲を自分たちで作ろうとか、自分たちで振り付けしようとか、セルフプロデュースが流行っているじゃないですか。

だから親心といいますか、「ちゃんと寝てるのかな」って心配になっちゃいます。

――親目線で心配になってしまうんですね。

この年になると、もはや母親目線ですよね(笑)。「昨日このイベントに出てたけど、今日もう日本に来るの!?」みたいな。

ファッションとかメイク、すべてがファンの注目の的というか。だけど露出の多いワンピースを着て空港にいるのを見たら、「飛行機の中は寒いのに!」って心配になっちゃいますし。

もはや「どこ見てるの?」って感じですよね(笑)。でも、それも愛ゆえなんです。

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