70年の歴史を持つ「日本のプロレスのルーツ」を多角的かつ詳細に検証した渾身の快作!




・内容紹介
1954年(昭和29年)、日本で男子プロレスと女子プロレスが本格的に始動し、熱狂的に迎え入れられた。
力道山、木村政彦、山口利夫、猪狩定子といった我が国のプロレス創成期を彩ったレスラーたちは、どのような経緯で四角いリングに上がったのか? そもそも、なぜプロレスはアメリカから輸入され、日本に定着したのか?
70年におよぶ歴史を持つ日本マット界のルーツを詳細に掘り返し、大日本帝国の敗戦からプロレスブームを巻き起こしたシャープ兄弟の来日、そして伝説化されている力道山vs木村政彦の喧嘩マッチまでを濃密に考察した渾身の快作。全世代のプロレスファンがこの物語を知る必要がある――。



日本の敗戦およびGHQの統治により、この国にアメリカから「プロレス」が輸入されることとなった





日本の女子プロレスの源流を辿ると、猪狩一座によるコミックボクシング&レスリングショーに行き着く





1952年、力道山、木村政彦、山口利夫、遠藤幸吉はプロレス武者修行のためアメリカへと旅立った





日本で最初の女子プロレスラー・猪狩定子(右)は、力道山、木村政彦、山口利夫らと交流があった





1954年12月の力道山vs木村政彦戦は、なぜ「プロレス」として成立せず、「喧嘩マッチ」となったのか?




・目次
プロローグ 日本で最初の女子プロレスラー・猪狩定子の回想


第1章 「日本の敗戦」と「世界のプロレス」


第2章 なぜプロ柔道は失敗に終わったのか?


第3章 パン猪狩がパリで見た「レッスルする世界」


第4章 関脇・力道山の「大相撲廃業」と「プロレス転向」


第5章 1952年、それぞれのアメリカ武者修行


第6章 1953年7月30日、日本プロレス協会が発足


第7章 プロ柔道出身たちと猪狩一座のプロレス


第8章 力道山の第二次アメリカ武者修行


第9章 日本プロレスの旗揚げシリーズが成功した理由とは?


第10章 日本のプロレス創成期を支えた顔役


第11章 ミルドレッド・バーク一行の日本ツアー


第12章 力道山vs木村政彦戦は八百長か、真剣勝負か?


第13章 “昭和巌流島の決闘”を「プロレス」として読み解く


エピローグ


・著者プロフィール
小泉悦次(こいずみ・えつじ)
1960年5月14日、東京都北区生まれ。サラリーマンの傍ら、1996年よりメールマガジンにてプロレス記事を配信。プロレス史研究を深化させるにつれて、ボクシング史、相撲史、サーカス史、見世物史など隣接領域の研究も進める。プロレス文壇デビューは、2002年春の『現代思想・総特集プロレス』(青土社)。2009年より『Gスピリッツ』にプロレス史記事をレギュラーで寄稿、現在に至る。2018年、『プロ格闘技年表事典−プロレス・ボクシング・大相撲・総合格闘技』(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店)を編集。著書に『史論―力道山道場三羽烏』(辰巳出版)がある。


・商品概要
書名:『1954 史論―日出ずる国のプロレス』(G SPIRITS BOOK vol.20)
著者:小泉悦次
発売日:2024年9月20日
版元:辰巳出版株式会社
判型:四六判
頁数:344ページ(1C)
定価:本体2,100円+税
ISBN:978-4777829620
公式HP:http://gspirits.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/g_spirits
公式Facebook:https://www.facebook.com/g.spirits/


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・内容紹介
第1特集では、「アントニオ猪木 日本プロレス除名事件」を再検証。1971年暮れに会社乗っ取りを企てたとして猪木は日本プロレスを追放されたが、関係者の新証言を元にその深層を探ってみた。第2特集では、日本で最も成功した外国人レスラー、スタン・ハンセンをクローズアップ。本人および対戦経験のある日本人選手たちが「昭和期の不沈艦」を振り返る。


・目次
[第1特集]
アントニオ猪木
日本プロレス除名事件


[証言]
三澤正和(元日本プロレス経理部長)


[第2特集=インタビュー]
“不沈艦”スタン・ハンセン


[回想―新日本プロレス編]
藤波辰爾


[回想―全日本プロレス編]
佐藤昭雄


[異種格闘技対談]
実録-プロレスvs空手
新間寿(元新日本プロレス営業本部長)×添野義二(世界空手道連盟士道館総帥)
後編 「猪木vsウィリー」と「監禁事件」


[短期集中連載‐第5回]
シッシー、国際プロレスLOVEを語る
宍倉清則(元『MAT FAN』会長) 


[『国際プロレス外伝』刊行記念インタビュー]
元IWA世界タッグ王者・マイティ井上
国際プロレスのタッグ戦線を紐解く【後編】


[マリーゴールド旗揚げ記念インタビュー]
ロッシー小川
昭和がイチバーン!【前編】


[アリーバ・メヒコ]
グラン浜田
世界4階級を制覇した“小さな巨人”の偉大な足跡
【中編】金曜夜8時に映し出された衝撃のマリポーサ殺法


[ベルト検証]
獅子座から山羊座までが配置された
IWA世界タッグ王座の「2号ベルト」


[原悦生の格闘写真美術館]
第72回「もう一つの沖縄」 


・商品概要
書名:G SPIRITS vol.72(タツミムック)
刊行日:2024年6月26日
判型/頁数:A4判/112ページ
定価:1,540円(本体1,400円+税)
刊行:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4777831654
公式HP:http://gspirits.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/g_spirits
公式Facebook:https://www.facebook.com/g.spirits/


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プロレス専門誌『Gスピリッツ』の記事をテーマ別に再編集したアンソロジー『Gスピリッツ選集』シリーズが遂に刊行開始。第一巻は「昭和・新日本篇」と題して、大きなムーブメントを巻き起こした『格闘技世界一決定戦』、リング内外で起きた数々の事件、ハプニングの連続だった海外遠征、全日本プロレスとの企業戦争、そして絶対的なエースだった“燃える闘魂”アントニオ猪木の思い出などをレスラー、フロント、マスコミが濃密に回顧。貴重な写真も満載!あの熱かった時代を今一度、本書でご堪能あれ!


・目次
[鼎談―闘魂実況コンビ×過激な仕掛け人]
金曜夜8時の『ワールドプロレスリング』
■櫻井康雄×舟橋慶一×新間寿


[昭和・新日本プロレスの格闘ロマン]
『格闘技世界一決定戦』の表と裏
■大塚直樹 元新日本プロレス営業部長


極私的『今世紀最大のスーパーファイト』
■大塚直樹 元新日本プロレス営業部長


法界坊の危険な海外ツアー同行記
■永源 遙


追想―シュツットガルトの惨劇
■新間寿 元新日本プロレス営業本部長


激録―ペールワン一族との攻防
■新間寿 元新日本プロレス営業本部長


[旗揚げメンバーの回想]
魁勝司のストロングスタイル深イイ話
■北沢幹之


眠狂四郎がメキシコで“狂犬”だった時代
■柴田勝久


追悼―柴田勝久1943~2010


“炎の飛龍”が外国人レスラーを本音査定
■藤波辰爾


[副社長兼ブッカーの回想]
1973~1989年の「昭和・新日本」
■坂口征二


[元東京スポーツ編集局長の回想]
“激動の昭和”と“燃える闘魂”を語る
■櫻井康雄 元『ワールドプロレスリング』解説者


・商品概要


書名:『Gスピリッツ選集 第一巻 昭和・新日本篇』(Gスピリッツ編)
刊行日:2024年4月8日
判型/頁数:A5判/272ページ
定価:2,530円(本体2,300円+税)
刊行:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4777831128
公式HP:http://gspirits.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/g_spirits
公式Facebook:https://www.facebook.com/g.spirits/


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