焼肉芝浦 駒沢本店(駒沢)

宝石箱 2592円(税込) 塩で味付けした「その日の気まぐれ肉」と、イクラ、ウニのハーモニーが絶妙な贅沢飯。

全国から厳選最高級和牛メス牛の真髄がここに

2007年11月29日にオープン。お店の理念は「生きた命を余すことなく大切にいただく」こと。仕入れは、オーナーの藤枝祐太さん自ら、牛の血統や飼育環境をチェック。和牛雌牛を一頭買いして、リーズナブルな価格で提供する。

「理想は、くどさがなく、口の中でサッと溶ける脂です。尾崎牛を中心に、鳥取県の前田牧場や福岡市場などからも仕入れています。肉本来のおいしさを最大限にお伝えしたい」と藤枝さん。注文を受けてからのオーダーカットにこだわり、肉の風味をのがさない最高の状態で供すことを心がける。

とくに一頭から手のひらサイズしか取れない「メガネ」(一人前1004円)は、ほかではお目にかかれない幻の部位。肉の細やかな繊維が感じられ、かめばかむほどにうま味がジワッとあふれ出す。肉は1枚単位でオーダーできるので、新しい部位を味わってみたい、という焼き肉初心者にもおすすめだ。接待はもちろん、家族の食事やデートでもシーンを選ばない使い勝手の良さも魅力。

 

メガネ 1人前1004円(税込) 股関節周りの貴重な部位。ほどよいサシが入っており、田辺氏も大絶賛の逸品だ。
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住所:世田谷区駒沢5-16-9 駒沢ビル 
TEL:03(5706)4129 
営業:17:00~24:00(LO23:00)
休業:月曜休(祝日・祝前日の場合は営業) 
席数:28席
予約:可 
予算:夜目安5000円~ 
アクセス:東急線駒沢大学駅より徒歩約18分

 
 

鳥しき(目黒)

(上から)そり、血肝、さび、ちょうちん 5400円(税別) 串は1本200~400円といったところだが、大将に任せておけばいい流れをつくってくれる。

毎月1日に翌々月の予約が埋まる焼き鳥の名店がここ

目黒通りから一本路地へ入るだけで喧騒から遠く離れる不思議。目黒駅からほど近い場所にある「鳥しき」は精悍なたたずまいがまず目を引く。店内はカウンターのみ17席。モダンで洗練されているが重くない。店主の池川義輝さんのもてなしの哲学がそこかしこに反映されたつくりになっている。

「注文は基本的にはお任せ。だいたい15本前後召し上がる方が多いので、その中で流れをつくります」。串は新鮮な福島県の伊達鶏を使う。ポーションがそれほど大きくないので、いろいろと楽しめるのがうれしいところだ。

焼き手である池川さんの動きには熟練の職人ならではの美しさがあり、所作を見ているだけでも飽きない。お酒と会話を楽しみ、出てくる串を満喫しているといつのまにか時間が経つ。「理想は黒子です。お客様のお邪魔にならないようおいしいものを提供して、気がついたら2時間経っている……。ああ、また来たいなって思うような、そんな店がいい店なんじゃないかと思っています」。なるほど予約が取れない名店と言われるわけだ。

 

鳥しき弁当 2200円(税別) テイクアウト用の弁当もつくっている。肉3本、白玉、野菜がのる。ご飯はそぼろがけ。
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住所:品川区上大崎2-14-12 
TEL:03(3440)7656 
営業:18:00~23:00 
休業:月曜・祝日休 
席数:17席 
予約:可 
予算:夜目安6000~7000円 
アクセス:JRほか目黒駅より徒歩約2分

(引用元:おいしい肉の店 首都圏版