傘のみはNG!レインウェアは必須
パジャマと違って、絶対に持って行くべきなのが、レインウェア。
たとえ快晴の予報でも、夕立など天候の急変がありえます。
アウトドアでは、片手が塞がってしまう傘では、炊事をするにも、ちょっとした荷物を運ぶにも、行動が大きく制限されるので、子どもだけでなく、大人も、レインウェアを用意しておきましょう。
ポンチョは不充分。上下セパレートタイプを
雨が降っているからと言って、子どもが大人しくしてくれるとは限りません。レインウェアは、日常で使っているポンチョタイプでは、すぐに足元が濡れてしまいます。
アクティブに動き回っても問題ない、上下セパレートタイプにしましょう。
レインウェアの選び方:防水透湿素材
注意点は、防水透湿素材のものを選ぶこと。
ビニールの雨合羽は、言うなれば、サランラップを身体に巻いているようなもの。汗を掻いても、外部に放出できないので、アクティブに動き回る環境では非常に不快で、汗だくになってしまいます。
防水透湿素材であれば、外部からの雨をシャットアウトしながら、湿気を外部に放出できます。実際、防水透湿素材のレインウェアを着せておけば、子どもは雨でもへっちゃらで遊び回ります。
最高級品は、GORE-TEX(ゴアテックス)。
ただ、非常に高価なので、mont-bell(モンベル)の「ドライテック」や、Columbia(コロンビア)の「オムニテック」など、比較的安価な素材も候補に入れましょう。
服装の考え方:初夏・秋編
GW前後や、秋のキャンプシーズンは、気温差が激しくなるのが特徴。
日中は25℃以上の夏日になったかと思えば、夜間は10℃前後にまで下がるケースもあります。
脱ぎ着で対応するのがセオリーです。
ウインドブレーカーが心強い
暑いときは脱げばいいだけ。問題なのは、寒いときです。
冬物のジャンパーや、コートなどは、重くて、かさばるため、キャンプには向きません。基本は、重ね着。
心強いのが、軽量コンパクトで、防風性のある、ウインドブレーカーなどのアウターです。重ね着で、肌に暖かい空気を保持する層を作り、ウインドブレーカー等で風をシャットアウトすれば、かなりの寒さまで対応できます。
寝袋の対応温度にも注意
活動時は、重ね着で対応するとして、意外と盲点になりがちなのが、就寝時。
寝袋には、対応温度が設定されていて、それぞれ、どれくらいの気温まで快適に眠れるのか、性能が決まっています。もし寝袋を購入している場合は、必ず調べてください。
対応温度が不充分であれば、ジャンパーを着て寝袋に入ったり、災害用エマージェーンシーシートを活用したりする裏ワザもあります。