「ニコニコしてるズボラママ」を目指します!
――トイレトレーニングも、試行錯誤されていましたよね。
モチコ「苦戦しました…。褒めてもダメ、説得してもダメ、シール作戦もダメ、外にパンツで連れてってお漏らしを経験してもダメ、ばぁばのうちでパンツになってもダメ、試行錯誤しても特に効果はありませんでした。
ただイチコはトイレでできるのにしない、やる気がないパターンになってしまったので、そうなる前にスタートダッシュで『オムツには戻らない! 用を足すのはトイレで!』を徹底してたらもうちょっと早く終わっていたかなと思います」
――今は弟さんも生まれてイチコちゃんもお姉さんとしてさらにパワーアップしていることと思います。姉弟の様子はいかがですか?
モチコ「朝起きたら必ずイチコは弟の二太郎に『ぎゅーして』とせがむのですが、大体二太郎はなぜか私にぎゅーをしてきます。フォローが大変なので、ぎゅーされた嬉しさよりも『イチコをぎゅーして!』という思いが勝ります(笑)」
――子育ても、笑えるところを切り取るとこんなに面白いネタの宝庫なんだと改めて思いました。子育てに疲れているママ、これから産むけどちゃんと育てられるかな…と不安に思っているプレママに、メッセージやエールがあればお願いします。
モチコ「親としての自分もですが、個人としての自分も大事にしてほしいなぁと思います。
『親は私なんだから私がしないと! 周りに頼っちゃいけない!』と思うと子育てが修行になっちゃって、楽しくなくなると思うんですよね。
もちろん子どもを育てるって責任のあることなので、その責任感は持ちつつ、手を抜く(息抜きする)ことや周りにうまく甘えることも大事だなぁと思います。
私の場合は毎日の絵日記や仕事が息抜きにつながってますし、毎朝のメイクも、母親ではない自分を大事にしている儀式みたいな側面があるように感じています。あくまで私の個人の見解ですけどね。
そういう時間があるからこそ自分に余裕が生まれて子どもを全力でかわいがれるんじゃないかなと…。
『イライラしてる完璧ママより、ニコニコしてるズボラママ』を目指して、私もがんばります!」
まとめ
思い通りにいかない子育てについイライラしちゃうときは、子どもの不可解な言動に芸人さんばりにツッコミを入れながら楽しんでしまいましょう。ぜひ本書を読んで、ツッコミ育児のコツを取り入れてみてください。
そして、適度に息抜きをしつつ、「ズボラでもいいじゃん!」と自分を肯定して毎日笑ってママ業を楽しめるといいですね。