――離乳食のエピソードも描かれています。アレルギーもあり、親としては心配な点も多かったと思いますが、離乳食の思い出や、アレルギーで大変だった点などを教えてください。
モチコ「離乳食は、とにかくよく食べる子だったので、食べさせ過ぎてないかが常に心配でした。それは今もです(笑)。
アレルギーは、物を食べさせる前の成分チェックが大変でした。でも卵アレルギーはメジャーなので、お店でも市販の離乳食でも避けるのは簡単で助かりました。
ただ1回、1歳過ぎ頃に料理中に落とした卵焼きのカケラを口に入れてしまったときは焦りました! すぐに口をこじ開けて出したのに口の周りが赤くなっていて驚きました…アレルギー、本当に怖いです」
卒乳の寂しさ&イヤイヤへの対処も…
――卒乳についても伺いたいです。卒乳したときはどんな感情になりましたか?
モチコ「卒乳したときは、『もういい加減おっぱいやめてくれていいやん!』という気持ちと、『でも寂しい…』という気持ちと、『大人の階段登ったー!』という嬉しさもあり…複雑でした。でもやっぱり成長のひとつなので嬉しさが1番ですね」
――卒乳してよかったことはありますか?
モチコ「私がお酒も薬も気にせず飲めること(笑)。卒乳したからといって、親子の関係はまったく変わりませんでした。
卒乳と同時におっぱい離れした感じですね。元々そこまでおっぱいというモノに執着はなかったのかな? 食事&飲み物として好きだったのかもしれないです(笑)」
――イヤイヤ期のエピソードも、いろいろと試している様子がうかがえて、「みんながんばってるんだ…!」と励まされました。どんなふうにイヤイヤに向き合っていましたか?
モチコ「向き合っていたというか、育てなあかん我が子がイヤイヤしてるから、慰めるなり受け流すなりイヤイヤを防ぐなり何とかせなな〜という気持ちでした。がっつり向き合えないです。しんどいしんどい(笑)!
そういう意味では私の対処法って特にイヤイヤと向き合っていないなあって改めて思います。でもそれでいいんじゃないですかね。何したってイヤイヤされるなら、親が楽な方に流れた方が、お互い精神上いいような気がします。
対処法の効果もそのときによってあったりなかったりなので…。第二子のイヤイヤに向けて、子どもをくすぐる、歌って気をそらす、シール遊びをする、自分が無になる、全然違う妄想をするなど、手持ちのカードのストックを貯めておこうと思います」