今年は猛暑のせいか、肌が常に火照っていると、例年に増して日焼けが気になりませんか?

もしかしたら「今年は一体どうしたんだろう?」と思うような、例年にはなかった肌サインが、もうすでに出ているかもしれませんね。

そんな時は「いつもより素早く、丁寧なアフターケアが必要」とおっしゃるのは、ヘアメイクアーティストchihoさん。

今回は、chihoさんが実際にお子さんと一緒にやっている、日焼け後のアフターケアを教えていただきました。

日焼け後の冷やしかた

chihoさん「日焼けは、肌の火傷と一緒なので、赤くヒリヒリ感じるようならすぐに冷水で冷やすようにしましょう。

日焼け後は、かゆくなりがちだったり、早い人は皮がすでにむけがちですが、決して引っかいたり、はがすのは避けてください。

まずは冷水で冷やすことが、かゆみの収まりにもなります。

顔を冷やすなら、コットンやティッシュを低刺激の化粧水や精製水でひたして、コットンパックのようにして肌を沈静させるとよいでしょう。

コットンは、カットタイプのものを選ぶと、割いて使えて便利です。

精製水は何処に売っているの?とよく聞かれるのですが、ドラッグストアのコンタクトレンズコーナーに置いてあることが多いです」

日焼け後の保湿のしかた

chihoさん「湿気が多い夏はそう感じにくいのですが、紫外線に当たった直後は、意外と乾燥しています。

使い慣れた化粧水などをいつもよりたっぷり使って保湿をした後、刺激のない乳液や軟膏やクリームで蓋をしてください。

化粧水はコットンを使わず手でやさしくつけたほうが、摩擦がなく肌負担が軽減されるのでおすすめです。

乳液や軟膏、クリームといった油分は「夏はベタベタする」と言って省略しがちですが、これらを最後につけることで、日焼けでダメージを受けた肌でも保湿をしっかりアップさせてくれるのですよ。

ちなみに、私と子どもは『メンターム サンベアーズ アローバジェル』を使っています。

これは、日焼け後のヒリヒリをダウンさせてくれると共に、乾燥対策をしてくれる保湿ジェル。冷蔵庫で冷やしておいてから塗ると、ひんやり感がアップしておすすめです。火傷の定番、アロエエキスも配合されています」