『コード・ブルー』ファンに感謝の気持ちを伝える山下智久

 映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の大ヒット舞台あいさつが9日、東京都内で行われ、出演者の山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介ほかが浴衣姿で登場した。

 リアルな医療・災害現場を舞台にした本作は、患者を取り巻く人間模様や、救急救命センターに勤める主人公ら5人の成長と絆を描く。主演の山下は、「僕らみんなが力を合わせた『コード・ブルー』を劇場で見ていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。(本作のシリーズを)10年間育ててもらいましたが、劇場版も育んでいただければと思います」とアピールした。

 公開後13日間で、興行収入42億円を突破するヒットとなっている本作。周囲の反響について聞かれた山下は、「友達や知り合いから『映画を見に行きました』『本当にいいお話でした』というお褒めの言葉をたくさん頂いているので、誠心誠意、全力でここまで走ってきて良かったなと思います」と心境を語った。

 新垣が「最初の、ファーストシーズンのダイジェストのシーンで、既にグッとくるという声がたくさん聞けました。ありがとうの気持ちでいっぱいです」と感謝を述べると、戸田も「やっぱり10年間というのは大きかったみたいで、『若い頃の5人を見て涙した』という声を聞きました。本当に幸せな気持ちです」と反響を明かした。

 本作で新たに登場する共演者陣とのエピソードを聞かれると、浅利は、新田真剣佑について「(現場で)一人で寂しそうに立っていたから、『マッケンどうしたの?』って言ったらうれしかったみたいです。メークを落としている最中も俺の後ろにずっといたりして、懐いちゃったんですよ」とエピソードを披露。山下も「僕もマッケンから『智ちゃん、お疲れさまでした』というメールが来ました。智ちゃんって呼ばれたのも、おばあちゃん以来だからね。新鮮な気分でした」と明かして、会場の笑いを誘っていた。