2位:桜街道
駅周辺にはマンションが立ち並び、子育て世帯がとても多いのが「桜街道」。徒歩圏内には食料品から日用品まで全てが揃う大型スーパーがたくさんあり、大きな公園もあることから緑が多く、比較的治安も良いことが子育て世帯に選ばれる理由となっているようです。
3位:ひばりヶ丘
西武池袋線で池袋まで2駅と非常にアクセスが良い「ひばりヶ丘」。西武池袋線は有楽町線や副都心線にも連絡しており、都心や横浜方面へのアクセスも抜群です。
駅周辺には大型商業施設や医療モールが集まり、図書館や公園も駅近くにあることから、便利で生活しやすい街と言えます。
東京市部のランキング上位はこのようになっていますが、資産価値が落ちない街ランキングはその他にも「東京23区編」「神奈川県編」「埼玉県編」「千葉県編」があります。
マイホーム購入にあたっては「資産価値」も将来に大きく影響しますから、参考にしてみてください。
自宅を将来賃貸に出すかもしれない・・・可能性がある人はコレもチェック!
PBRと共に気にしたい数字が「PER」です。PERとは、新築マンション価格がその物件を貸す場合に想定される新築賃料の何年分に当たるかを表した数字ですが、この数字が小さいほど短期間で投資額が回収できることになるため、収益性が高いと言えます。
PERは「新築平均70平米価格÷(平均賃料×12か月)」で計算しますが、例えば新築平均70㎡価格が4000万円、平均賃料が18万円だとしたら、PERは19となります。投資目的の場合は一般的にPER20以下が1つの目安となりますが、早速上位にランクインした街を見てみましょう。
- 1位:柏(常磐線ほか) 新築PER 14.97
- 2位:京急川崎(京浜急行本線ほか) 新築PER 16.05
- 3位:上尾(高崎線) 新築PER 16.59
- 4位:目黒(山手線ほか) 新築PER 17.24
- 5位:千葉(総武線ほか) 新築PER 17.61
(※新築平均70平米価格は2017年1月から12月分譲の住戸が対象で、平均賃料は直近3年間に発生した築3年未満の事例が対象となっており、70平米換算は月額、専有面積30平米未満の住戸および事務所や店舗ユニットは集計から除外しています)
1位の柏駅は商業や業務施設が集結する常磐線の中核駅です。
駅周辺には大規模商業施設や商店街が充実しており、さらには上野東京ラインが開通したことで注目度が上がり賃料がアップしたと考えられます。今後も高い収益性が期待できそうです。
2位の京急川崎は、駅周辺は商業施設が多く、都心や横浜へのアクセスは抜群です。羽田空港も近いことから、出張の多い単身者を中心に賃貸のニーズは多く、賃料は比較的高い傾向にある街となっています。
まとめ
人によって住みやすい街、住みにくい街があり、人によって価値観は違いますが、不動産市場の取引で判断される資産価値というものは確実に存在します。
その資産価値を見極める上で「PBR」と「PER」は1つの指標に過ぎませんが、買うなら資産価値の落ちない街も視野にマイホーム選びをしたいですね。