大きすぎるバッグ

仕事帰りに大きいバッグ、というのは自然です。PCやタブレット、手帳、ノート、書類など、A4サイズ以上のかさばるものが入っているから。でも、休日かつ、あまり荷物が必要のないデートに、仕事仕様の大きいバッグで行くのは、ちょっと大げさな印象も。

ある30代男性は、「食事に行くだけなのにA4サイズが入るトートバッグを提げてきた彼女。そんなに持ち物、ある(笑)? と疑問に思ったことがあります」と話していました。

必要がなければ、大きいバッグは持たないのが吉。本来荷物が少なくていいはずのデートにおいては「大は小を兼ねる」わけではないのです。シーンにふさわしい装いで臨んでみて。

ずっと拭いていなさそうなスマホ・タブレット

指で操作したり、耳元に当てたりと、表面に汚れが付きやすいスマホやタブレット。指紋の跡や皮脂など、きれいとは言えないものがたくさん付いていると、男性は「うっ」と思うようです。

自身がスマホやタブレットを拭いて、清潔にしているかどうかは別として、他人のそれを目の当たりにしたときに、けっこうな衝撃を受けるのだとか。

「女子とカウンター席で食事中、スマホを取り出してテーブルに置いたんですね。僕の側だったのでよく見えたのですが、画面がすごく汚れていて、きたねーと思ったのを覚えています」。

こう話していたのは30代男性。1日使うだけでスマホやタブレットには、けっこうな量の汚れが蓄積します。毎晩表面をきれいなタオルで拭くなど、1日の汚れをきれいにする習慣を持つのがおすすめ。

「女子の持ち物を気にする男なんて、器が小さい」と思わなくもありません。とはいえ、持ち物をどう取り扱っているかは、自分が他者をどう扱うかにも関係しています。男性は女子の持ち物の扱い方を見て、いろいろと想像するのでしょう。

たかが持ち物、されど持ち物。今一度、所持品を見直してみるのも、良い機会になると思います。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。