最初のMCタイム。インスが「お金(チケット代)がもったいなくないライブにします」と、笑いをとると、他のメンバーは、なぜかモデルウォークで花道を歩き、会場中央のミニステージで挨拶。コヌが「シャンプー&?」と会場に呼びかけると、マイガール(=ファン)は「コヌ!」と、元気よく続ける。セヨンが「僕の名前は?」と聞けば、「セヨン~」とマイガール。お約束のコール&レスポンスもばっちりだ。
また、インスがコヌのヘアスタイルをみて「どんぐりさん」といじったり、「ジュンQ、今日チャラいですよ」と指摘したり、コヌがヒョウ柄のセーターを着ているセヨンに「暑くない?」と突っ込んだりと、インスとコヌのトークが特に好調。最後はインスが「コヌくん、今日はいらんこといわないでくださいね。昨日(31日公演)、コヌのしゃべりのせいで30分くらいおしたんだから」とダメ押しをして、ファンを爆笑の渦に巻き込んだ。
続いてチェジンの「次の曲、聞いて聞いて~」(マイガール:「聞く聞く~!」)という前フリで、『Hocus Pocus』がスタート。と、ここで面白い演出が。曲が始まったと思ったら、メンバーがステージの裾に引っ込んでしまった。するとバックスクリーンには楽屋に向かうメンバーの姿が映し出される。(実はここから前撮り映像!)。楽屋でメイクをしたりじゃれあったり、コンサートの打ち合わせをしたりする5人。曲の終盤になってようやくステージに戻ってきた。続いて、『Klick』『Anonymous』と一糸乱れぬダンスパフォーマンスがポイントの曲が続く。特に『Anonymous』では、エモーショナルに歌い上げるコヌと、この日一番曲を"感じながら"踊るセヨンの姿が印象的だった。
ここからの3曲はしっとりと聴かせる時間に。「みなさんは僕たちのSTARです」(インス)というフリではじまった『STAR』では、この5人でしか成し得ないハーモニーで男の哀愁を見事に表現。『Shirayuki』では、ジュンQの低音ウィスパーボイスが光り、壮大なバラード・ナンバー『Read Between The Lines』では、ボーカリストとしての成長も感じさせてくれた。