う、うれしいんだけどさ…(笑) 絵:©くびたろう

<設定・その他編>
1. どんでん返しは必須。死んでいたはずの人が生きていた! なんてことはザラ。
2. デキる女はミニスカートにハイヒールでキメにキメている。
3. 復讐劇は、犯罪まがいのことをしておいて「悪いのはあなたよ(お前だ)!」と開き直る。それって逆ギレじゃ?
4. さらに、さんざん復讐しておいて「これからが始まりよ!」と宣言。つねにスターターって怖い。
5. 昔も今も、貧乏女子はオクタッパン(※)に住んでいる。
6. 男性主人公はモムチャン(※)でなければ許されない。
7. 秘書やマネージャーは、わがまま御曹司やスターに振り回される運命。
8. みんな、驚くほどチャジョンシム(自尊心)が強い。でも“涙の女王”“涙のプリンス”って、主人公がよく泣く。これって国民性!?
9. 入れ替わりに成りすまし…「そんなバカな、ありえな~い!」と思いつつ、見始めたら止まらなくなるワナ。
10. なぜか、やっぱり交通事故に遭ったり病気になったり記憶喪失になっちゃう。しかも、結構な確率で。

※用語
「オクタッパン」…屋上に作られた部屋。屋根部屋。家賃が安い。
「モムチャン」…筋肉質のナイスバディ―。

【関連】
『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』『オフィスの女王』『おバカちゃん注意報~ありったけの愛~』『清潭洞<チョンダムドン>アリス』『星から来たあなた』『シークレット・ガーデン』『百年の花嫁』『その冬、風が吹く』『復活』『ルビーの指輪』『誘惑』

 

2015年版の韓国ドラマ“あるある”、いかがでした? ずらっとポイントを挙げてみたら、昔からそんなに変わってなかった!?

アジアンエンタメライター。香港映画『霊幻道士』に衝撃を受け、以来、香港・台湾・中国・韓国などのアジアのエンタメを追求中。雑誌「韓流ぴあ」、「月刊スカパー!」(ぴあ)のライターを務めるほか、「韓国テレビドラマコレクション」「K-POPコレクション」(キネマ旬報社)の監修も手掛けています。

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