どんな野菜を食べさせればいいの?

栄養を効率的に摂取するためには、子どもにはどの野菜を食べさせればいいでしょうか。

片平「子どもの骨の成長に欠かせないカルシウムや、カルシウム吸収を促進するビタミンDは意識的に摂取するとよいでしょう。ビタミンCは風邪などの病気への免疫力を高めてくれる大事な栄養素です」

各栄養素を多く含む野菜

  • カルシウム:小松菜、チンゲン菜、春菊、さやいんげん、ニラなど
  • ビタミンD:きくらげ、干し椎茸など
  • ビタミンC:じゃがいも、ピーマン、ブロッコリー、さやえんどうなど

野菜嫌いな子を持つママにおすすめの料理

最後に、野菜嫌いの子どもでも率先してパクパク食べる、栄養面を考えた野菜料理を教えていただきました。

刻み野菜入りのじゃがいものおやき

蒸かしたじゃがいもをマッシュして、刻んだ小松菜やピーマンなどを入れて俵型に成型し、焼いておやきに。

里芋のきな粉団子

ゆでた里芋をマッシュして米粉と混ぜ、団子状に成型して蒸し、砂糖を混ぜたきな粉をまぶす。おやつにもぴったり。

鶏むね肉の袋煮

鶏むねひき肉と刻んだ玉ねぎ、人参、椎茸、みりん、酒、醤油を混ぜてタネを作り、二等分にして開いた油揚げの中に詰めて口を閉じ、出汁、みりん、醤油の煮汁で煮る。

いかがでしたか? 野菜は効率的に栄養を摂取できるように、ぜひ栄養面のことを意識しながら取り入れてみるとよさそうです。野菜嫌いな子向けのメニューもぜひ試してみてくださいね。

【取材協力】家事代行CaSy(カジー)
スマホでサクッと予約でき、1時間2,190円~のリーズナブルな家事代行サービス。お料理代行のほか、お掃除代行も依頼できる。無農薬野菜の農場を営み、栄養士でもある片平キャストの野菜たっぷりメニューは依頼者から大好評。

●栄養士の片平光子さんのホームページ「みっこのやさい

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